あのホール久しぶりだなと
行くのを楽しみに申し込みました
前回来た時はピアノ聴きにきたんだよな~
ホールの人の挨拶があってから
呼び込む形で登場・・・なんだけど司会じゃなくて
後方から叫んでた 段取り・・・
智弥さんが向かって左側の箏
上田さんって女性が十七弦を担当
瀬音
高音でキラキラと絶え間なく流れる川面を思わせ
低音で支えながら弾みをつけていくよう
華やかでさわやかな曲だな
宮城道雄が低音のために十七弦を開発して
作曲したのだとか
演奏後にご挨拶
話をしている間にスタッフさんが
次の曲のためにセッティング変更
瀬音についての解説してから
次の曲の解説
虎が雨
ちょうど大河ドラマで曾我兄弟の仇討ち場面が
展開される日なので是非ご覧ください って
曾我兄弟ゆかりの虎御前が流した涙が雨になった
という智弥さんオリジナル曲
切なく物悲しく降り続く雨の音を思わせる音
繰り返し 強く鳴ったり弱く鳴ったり
いろんな響きの音が雨足の違いと感情の揺れを描く
次の曲のためにマイクを持たなければならない智弥さん
紫陽花の話をしてました
セッティングしてくれている二十五弦の話を始めます
ピアノのようだったり ハープのようだったり
ギターのようだったっり でもやっぱり箏 って
次の曲を演奏しようと二十五弦箏の後ろに立って
弾き始めようとして躊躇う
「ずいぶん前で弾くんですね若干こわいです」って
覗き込む体制で演奏するからステージぎりぎりだと
落ちそうな感覚になるんだろうな
Summer Time
歌劇「ポーギーとベス」の曲
JAZZYな響きもある曲を箏で演奏するために
半音を弦を抑えることで音を合わせる
時間配分を考えて急遽一曲増やすことに
紅蓮の炎
智弥さんオリジナル曲
地獄で燃え盛る炎の事だという曲を
弾き始めた途端 雷の轟音が聞こえる
天気予報大当たりだな外出る時には止んでてほしい
柱を動かして調弦してから
次の曲の解説
一緒に活動しているカンテレ奏者のエヴァさんが
お父様が亡くなられた時に作ったそうで
智弥さんもこの春 お母様と愛犬を看取ったから と
天の川
フィンランドの最北端で見上げる星空はとても美しいのだろうな
と静かにつま弾かれる音に哀愁を感じる
和楽器は湿度で音が狂う繊細な楽器だから
今日は晴れて良かったと
雷に気を取られつつもプログラム最後の曲の
解説を始める
葵上
源氏物語が題材 六条の御息所の生霊が
葵上に恨みをぶつける情念を表現した曲
スタートが爪で弦をかく音 ゾワゾワする
そしてフラメンコのようなリズムが激しく打ち鳴らされる
もう 脳内で生霊飛び回ってました
演奏が終わって退場
途中で1曲追加したし 2回目公演もあるから
1時間ピッタリでアンコール無しかなぁ・・・と思って
拍手止めちゃったら 戻ってきた
「拍手も消えてるのに勝手にアンコールします」って
なんかもう「段取り」ってツッコみたくなった
スタッフが先導してアンコール拍手促そうよ
CD販売とか宣伝することあったじゃん
なんか出演者可哀想だわ
アンコールは最新アルバムから
枯葉
嬉しい好きな曲