アメリカの病院に1ヶ月ほど
入院していたむすめ。


たった1ヶ月でしたが、
異国の地での入院生活に関して
わたしなりに感じたことを
まとめていきたいと思います指差し





まずはなんといっても費用。


これに関しては、現地の保険か
そうではないか
で大きく変わってくるかな?
と思いますが、


わたしたちの場合は
海外旅行保険だったため、
保険会社(組合?)がカバーしてくれるのは
年間で3,000万円まででした。

ただし、
⚪︎全ての病院 ⚪︎全ての症状
が保険適用になるわけではありません。

そして、病院に行きたい時は事前に
保険会社に電話をするのですが、
電話の段階で病院が
決まることはなく、


ここの病院だったら
海外旅行保険が適用になるので、
キャッシュレスでいけますよ〜
という内容のメールが
送られてきてはじめて受診できる
という流れなので、


急ぎの時は大変かな、という
印象を受けました。



そして、むすめの場合は
1ヶ月の請求が

約7,000万円でした。



3,000万円は保険会社、
残りの4,000万円はありがたいことに
会社が負担してくれましたが、


7,000万円って!!!

聞いた時はびっくりしすぎました。




また、高額な治療費が関係して
急遽日本に帰ることになったのですが、
この話は別でまとめたいと思います。


恐るべしアメリカ!!!






次に、食事。

日本であれば、栄養素やカロリーなどが
きちんと考えられた
健康的な病院食が提供されるところ、


アメリカでは、一切なし!!!


一応赤ちゃん向けに、
日本にも売っているような
ベビーフードもあり
それなら提供できると言われました。


が、全部ドロドロ。
月齢が上がってもドロドロ。



日本のベビーフードを
全く食べないむすめは、
アメリカのベビーフードなんて
もっと食べず。笑



ただ、固形物が良いとなると、
大人と同じ
マカロニアンドチーズや
ハンバーガー、ピザ。泣き笑い



入院前は、家で日本食ばかり
食べていたので
急にアメリカンな食事を出されても赤ちゃん泣き
となっていたところ、



栄養士さんと話をする中で、
刻んだり、ペースト状にも
出来るよと教えてもらったので
お肉や魚、野菜などを
刻んで出してもらったこともあります。


日本食スーパーに売っているパンや、
インスタントの味噌汁も
時々買って食べていましたが、

 

パンケーキ、オートミール
ピザ、ポテト、ナゲット、ベーコンといった
the アメリカン!なものも
気分でちょこちょこ
食べられるようにはなっていましたにっこり










ちなみに、日本のように毎食決まったものが
出てくるわけではなく、


メニュー表の中から
自分が食べたいものを
自分で注文する。


というシステムだったため
毎食、ごはんの前に
電話をかけて注文していましたが、

聞き取ってもらえないことや、
間違ったものが届くということが時々あり
何度か悔しい思いをしました。悲しい



ですが、患者だけではなく親の分のご飯も
頼めた点はすごくありがたく、
わたしや旦那のほうが
モリモリ食べていましたニコニコ



カリカリベーコンおいしかったなあ〜





あとは、検査などが
早朝だろうが夜中だろうが普通にあり、

寝ていてもお構いなし!

寝不足なんて知ったこっちゃない!

という感じでした。魂が抜ける


夜のバイタル測定に関しては
20時、24時、4時。笑


寝てるわ!!!って感じでしたが
それもお構いなし。



そもそもむすめは夜に何度も起きる子で、
寝付くのにも時間がかかる
そしてすごく敏感。(繊細?)


やっと寝た、ってなった直後に
Hi〜〜!ってやってくる看護師に


ちょっと!静かにして?!?!
なんで今?!
と、怒りさえ感じることも
多々ありました。笑真顔



ですが、もちろん良い点もあって

全部屋個室。

24時間いつでも出入り
+付き添い交代が可能。


面会も部屋に2人いいよ、3人いいよ
と看護師さんによって
言われることは違いましたが、
普通にできました。ニコニコ




また、先生や看護師さんとの
やりとりに関しては、
iPadで通訳の方とビデオ通話を
しながら行っていましたが、
医療用語が難しいために
通訳の方によっては、
完璧に訳すことができない。
ということが時々ありました。
 


そのため薬であったり、
治療計画、検査結果など
しっかり聞いて理解したいのに


結局これはどういうこと?
これって?
となることも多かったです。


通訳の方を通しても
うまく通じず、結局わからない


そのため、"多分こう言ったのかな"
と、理解できるまで質問する
ということをしなくなっていました。


自分が英語をしっかり話せて聞けていたら…
そもそも英語ではなく日本語だったら…
と思う毎日でした。



ですが、アメリカの病院で
むすめに関わってくれた方々はみんな
すごくあたたかく、


日本の病院に転院してきて、
あ〜、アメリカの方が良かったな。
と思うぐらいでした。



むすめが病気にならなければ
知ることのなかったアメリカの病院事情。



病気になったことは
全く喜ばしいことではないけれど、
いい経験でした。