金曜の夜に 江古田マン九作 と呑んでいた!

そこで江古田マンは沙織との電話の内容を

話し始めた。

沙織が明日、同伴強化Dayらしく、

誘われてしまったと言う。

「もう、あの女はやめとけって!

クリスマスのデートの約束しておいて、

後付で同伴の条件出してくるような女はダメだって!」

俺は沙織に嫌気をさしていた。

何か利用されているだけにしか見えない。

たいしたいい女じゃないし・・・

最近は性格の悪さが目立つ。

図々しい女にも見えて来ているからだ!

江古田マン変な所頑固だからなぁ~

九作と一緒に同伴するという。

「マジでやめとけって!」

江古田マンは

『約束してしまったので・・・』

バカかお前は!

そんな約束どうにでもなるだろ!

最悪42度の熱が出たでもいいでしょ!

そして・・・翌日の土曜日・・・

九作からメールが入る。

「トークなし。こおりついてます・・・」

知らねーよ!俺に言われても・・・ほっとく・・・

再び九作からメールが入る。

「飲みましょうよ」

『ダメです。

池袋で打ち合わせしながら焼肉食ってます。』

と返信した。

ちょっとすると九作から電話が入る。

『最悪ですよ!同伴行かなくて大丈夫ですかね?』

知らねーよ!俺に言われても・・・

「いいんじゃねぇーの!そんな女ほっとけば!

行きたくなければ行かない方がいいんじゃない?

俺ならそんな態度とられたらキレて帰るね!」

・・・2時間後電話が鳴った・・・

九作だった。

「ちょっと飲みません?色々聞いてくださいよ」

「やだよ!!」

俺は出張で栃木にいた。

ホテルで休んでいるとメールが鳴った。

数日前に無断バックレされた嬢だった。

理由を聞くと・・・

ミーティング後に無理やり店長に連れて行かれ

こっちに合流出来なかったという。


俺は・・・

「もういいよ・・・じゃあね!」

と返信した。


その時一緒にいたのが江古田マン だったから・・・

電話をしてみた。

六本木のラーメン屋で呑んでいるという。

「誰と呑んでるの?」

「Mさんと呑んでます」

江古田マンはなぜか?強気だった!

『B兄、簡単に許したらダメですよ!

すぐ許したらあっちの思う壺です。

今は様子を見るのが無難だと思います』

「でも・・・許さなかったら終わるぞ!この付き合い」

『大丈夫ですよ!あの子の事だから・・・

暫くしたら連絡来ますよ!』

こいつはつくづく童貞野郎だと思った。

この嬢は違うんだよ!

そんな客に引きずるようなバカな女じゃねーよ!

俺なんてすぐにアドレス消去されてしまうような嬢だよ!

「俺から連絡しなかったら終わるんだよ!」

『えっ!?そうなんですか?』

えっ?何でですか?お客なのに???

「バカッか?お前は?店に行けば客だけど・・・

1歩でも外に出れば普通の子なんだよ!

別に客でも嫌だったら、外でしかとされても

文句は言えねぇーんだよ

『何だか寂しいですねぇ・・・けど、仕方ないんですね!』

俺は電話を切った!

性格上、プライドが邪魔をしてくだらない事で

怒ってるような気がした・・・

これも人生だと勝手に思っている自分もいる。

これで良いのか?悪いのか?

誰にもわからない・・・俺の人生の選択!