そこで江古田マンは沙織との電話の内容を
話し始めた。
沙織が明日、同伴強化Dayらしく、
誘われてしまったと言う。
「もう、あの女はやめとけって!
クリスマスのデートの約束しておいて、
後付で同伴の条件出してくるような女はダメだって!」
俺は沙織に嫌気をさしていた。
何か利用されているだけにしか見えない。
たいしたいい女じゃないし・・・
最近は性格の悪さが目立つ。
図々しい女にも見えて来ているからだ!
江古田マン変な所頑固だからなぁ~
九作と一緒に同伴するという。
「マジでやめとけって!」
江古田マンは
『約束してしまったので・・・』
バカかお前は!
そんな約束どうにでもなるだろ!
最悪42度の熱が出たでもいいでしょ!
そして・・・翌日の土曜日・・・
九作からメールが入る。
「トークなし。こおりついてます・・・」
知らねーよ!俺に言われても・・・ほっとく・・・
再び九作からメールが入る。
「飲みましょうよ」
『ダメです。
池袋で打ち合わせしながら焼肉食ってます。』
と返信した。
ちょっとすると九作から電話が入る。
『最悪ですよ!同伴行かなくて大丈夫ですかね?』
知らねーよ!俺に言われても・・・
「いいんじゃねぇーの!そんな女ほっとけば!
行きたくなければ行かない方がいいんじゃない?
俺ならそんな態度とられたらキレて帰るね!」
・・・2時間後電話が鳴った・・・
九作だった。
「ちょっと飲みません?色々聞いてくださいよ」
「やだよ!!」