1994年から2001年まで「ビッグコミック・スピリッツ」誌に連載され人気を博した


コミック「奈緒子」を映画化したものです。



上野樹里、三浦春馬を筆頭に、駅伝チームのメンバーにはこれからの日本映画界を


担っていくであろう若手俳優が出演していていますがコーチを演じた笑福亭鶴瓶の


存在感がとても良かったです。



生徒たちに対しての優しさと厳しさ、そして奈緒子と雄介に向けた温かいまなざしに、


涙することがありました。


加えて、風光明媚な長崎県壱岐(物語の中では“波切島”)の美しい風景にも心が


洗われたような気がしました。



ストーリーは、12歳の奈緒子は、喘息の療養でこの島を訪れていた。


彼女はそこで走ることが大好きな少年・雄介と出会います。しかし、


ある日悲劇が起こり、誤って海に落ちた奈緒子を助けようとした雄介の父が命を失って


しまいます。「お父ちゃんを返せ!」幼いが故に怒りと悲しみを奈緒子にぶつける雄介。


その日以来、奈緒子は雄介の父を奪ってしまったという罪の意識に悩み続けるようになり


それから6年の時が経ち、奈緒子(上野樹里)は東京で天才ランナーとして


高校陸上界の期待の星になっていた雄介(三浦春馬)と偶然再会します。


というような内容です。



続きは見てのお楽しみです。