金八先生、ついに定年です。


「3年B組金八先生」で主演を務めてきた武田鉄矢が、3月下旬の特別番組


「3年B組金八先生ファイナル」で「定年退職」することが分かりました。



1979年10月のスタート以来、32年にわたって約240人の卒業生を


送り出してきました。



「金八先生」は、全国で校内暴力が吹き荒れた時代を背景に誕生しまして、


国語教師の坂本金八が生徒たちと体当たりで向き合う姿が、お茶の間の感動を呼び、


女子生徒の妊娠やいじめといった生々しいテーマに挑戦し続け、80年秋の第2シリーズ


では、周囲に悪影響が出ないよう、問題のある生徒を排除しようとする


「腐ったミカンの方程式」という思想がクローズアップされ、流行語にもなりましたね。



シリーズが続いた理由として、武田鉄矢は「人生の交差点であり、


人生で最も共感を呼ぶ15歳という時期に舞台を設定したことが支持された」と


話しています。



ファイナル放送は文字通り一回きり。放送日は未定だが、


これまでの卒業生が勢ぞろいして出演する方向で調整が続いているそうです。



金八先生のファンとして3月の放送が待ち遠しいです。