インプラントの素材は色々とあります。最も無難であると言えるのがチタン製であり、これは錆びることもほぼなくてそして生体に埋め込むということで体の拒絶反応等なども気をつけなければならないのですがチタン製であれば大半の場合は気にしないでいいレベルのものになるので、とてもよいです。つまりは、アレルギー反応を起こしにくい金属であるという理由で採用されています。また、審美性が重要である、という場合にはセラミックで作ったりすこともあります。基本的にかなり頑丈に作られることになり、食いしばったとしても問題ないような作り方をされているので、咀嚼をするのにも一切問題はないですし、なんなら今まで歯が悪かったような人というのはこれまでとは比べ物にならないくらいしっかりと噛むという行為ができるようになります。これが意外な程、よく健康に繋がることであり、だからこそ、まだ歯が残ってはいるが、インプラントを入れる、ということもあるのです。
 

喫煙者でもインプラント治療は受けられることがありますが、ヘビースモーカーとなると現実的ではありません。タバコに含まれる有害物質のニコチンは、血流を悪化させる作用があります。するとインプラント体の結合が十分に行われず、不安定になる可能性があるのです。また治療を受けられたとしても、非喫煙者と比較して歯周病のリスクが高いため、より徹底した口腔の手入れが必要です。喫煙の被害は極めて大きく、健康食品などで相殺することはできません。ビタミンCやカロチノイド、ポリフェノールなどの抗酸化物質を摂取しても、タバコの害は相殺できないのです。インプラント治療と喫煙は極めて相性が悪いため、治療を希望する方は禁煙を決断しましょう。一方で禁煙はヘビースモーカーの人ほど難しく、これはニコチンへの依存度が高いためです。それゆえ何よりも強い意志が必要になります。禁煙すれば口腔、さらに全身の免疫力が向上するため、あらゆる病気を防ぐことにもなります。健康で活力ある毎日を送ることが、結果的にインプラントの寿命を延ばすのです。
 

 歯は一生のものでありますが、 実際は 平均2、3本の歯が 抜けてしまうことがわかっています。 主な原因は 歯周病による病気で歯の骨を歯周病ウイルスが溶かして歯が抜け落ちてしまうことです。そんな時に インプラントの施術によって 今までと同じように硬いものを噛むことができるのです。 しかし どんな医者でもインプラントの施術をできるわけではありません。もし、インプラントの歯に変えるのであればインプラントの専門医を探すことをお勧めします。 なぜなら インプラントの施術は技術が必要だからです。高度な技術を要するために経験豊富な歯医者でなければ自分のイメージ通りのインプラントはできないのです。施術した後に何かトラブルにならないようにしっかりと 多くの 資料を集めて自分の納得するまで歯医者 選びをすることが必要です。インプラントの施術量は高いので料金にばかりとらわれてしまいますが、安いからといってそれだけを判断材料にしない方が賢明です。 しっかりと時間をかけて選ぶようにしましょう。