フィギュアスケートの羽生選手が新たにオリンピックシンボルアスリート(SA)に選ばれるようだ。
 
羽生くんはご両親が「高校生のうちは金銭のしがらみにとらわれてほしくない」との考えからスポンサーをつけなかったが、4月からは大学生。SAの話は受けると思う。
 
でもさ、な~んかね…。
 
簡単にいうと、シンボルアスリートっていうのは
 
JOCが指定したオリンピックオフィシャルスポンサー企業にだけ代理店(電通)を介してCM出演。企業は協賛金をJOCに支払って選手の強化資金に活用するシステム。
 
SAになった選手には一千万から二千万が支払われるが、もうすでに
 
個人的にスポンサーを持てるくらいの選手になると、こんなバカな話はない。
 
だって、何本かで数千万から数億支払われるはずの出演料が一千万ですよ?
 
しかも、イベントとかがあるとかり出される
 
…で、断るとどうなるか。JOCからの所属団体(羽生くんの場合、日本スケ連)に支払われる強化費が減額されるのだ
 
水泳の北島選手は断ったことがあり、減額された強化費分は自腹で寄付したと聞いている。
 
浅田真央ちゃんも一度、断ったことがある。ま、すでにいくつもの企業と契約してCM出演してたから、
 
JOCスポンサー企業だけの肖像権っていうのがネックだよね。CM契約してる企業に迷惑がかかる。
 
ま~、ズバリ言っちゃうとカドがたつから、やんわりと断ってたみたいだけど…。
 
でもどうしても真央ちゃんと契約したかったのか、真央ちゃんがOKした時には
 
『既存のスポンサーはOK』になっていた。…いつの間に
 
…で、あまりにも不評だったSAだが、かなり見直しが入って
 
①所属企業(社会人アスリートとかね。)のCMには出演してもOK。(自社プログラム出演選手)
 
②SAが所属している企業やオフィシャルスポンサーになっている企業とかぶらない業種の企業CMには出演してもOK。(特別強化指定選手)
 
③あとはプロのスポーツ選手が自由にCM出演できる強化指定対象除外選手っていうのもある。
 
羽生くんが関係してくるのは②。彼はまだ企業に所属していない学生だから、オフィシャルスポンサーと業種がかぶらない企業のCMならOKってことになる。
 
でもさ、SAも悪いことばかりじゃない。スポンサー企業は一流ばかり。
 
CMもきっと頻繁にみることになるだろうし…。なんて、うれしいのは羽生ファンじゃん。
 
いずれにせよ、オリンピックでの活躍が相当期待されてるってことだから、がんばれ羽生くん。
 
 
 
 
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