被災地支援情報(ゆず茶さんの祈り)
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あなたの書く物語に
メアリー・スーはいますか?


ブログを書くと言うことは、
ネット上にもう1人の自分を作り上げることだと思うのです。

趣味や楽しかったこと。日常の何気無い出来事、家族の事。
例えば生活のほんの一部を切り取って書き留めたものであるとして、
自分にとってはその前後の出来事ありきのものだとしても、
ブログを見た人からすればそれがその人の全てに映るのだと思います。

その積み重ねがネット上にだけいるもう1人の自分作り上げて行くのでしょう。
私の場合は、旨いものばかり食べて楽しい事たくさんしている自分がいます。


ぶっちゃけ
・・・そいつがすっげぇうらやましい(・ε・` )


バルバソです。ちっ!


けしてブログに嘘は書かないようにはしています(リア直結型なので)が、
いつも美味しいものを好きなだけ食べているうまうまアハハハバソさんは、
私に似せたメアリー・スーなのだと思う。




「メアリー・スーを殺して」

乙一・中田永一・山白朝子・越前魔太郎


内容紹介

「もうわすれたの? きみが私を殺したんじゃないか」
(「メアリー・スーを殺して」より)

合わせて全七編の夢幻の世界を、安達寛高氏が全作解説。
書下ろしを含む、すべて単行本未収録作品。
夢の異空間へと誘う、異色アンソロジー。


乙一 愛すべき猿の日記 / 山羊座の友人
中田永一 宗像くんと万年筆事件 / メアリー・スーを殺して
山白朝子 トランシーバー / ある印刷物の行方
越前魔太郎 エヴァ・マリー・クロス

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

乙一
1996年「夏と花火と私の死体」でジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞しデビュー

中田/永一
2005年「百瀬、こっちを向いて。」でデビュー

山白/朝子
2005年「長い旅のはじまり」でデビュー

安達/寛高
1978年生。出身は福岡県。枕木憂士の名義で映画エッセイを寄稿したこともある。



面白かった(≧∇≦)!

あれー(・ε・` )?
内容紹介、に書かれてないことはわざとなのかも・・・まいっか。

え~、こちらの作品はぶっちゃけ乙一さんの短編集です。
中田さんも山白さんも越前さんも乙一さんが別名義で活動されている名前です。
イメージ的には中田さんが白くて山白さんが黒い。越前さんはよくわかんない(笑)

同じ人が書いているのに、不思議と
「あ、これは中田さんだな」とか「山白さんぽいなぁ」とか感じます。
それくらい雰囲気や色が違っているのでしょう。それがまた面白いと思います。

また、全話先ず解説があり作品が始まります。私はこのスタイルはお初です(笑)
解説がイメージや先入観を持たせるのかもしれませんね。



一行あらすじ(・ω・)/

「愛すべき猿の日記」乙一
父親の残したインクの小瓶と僕が買った白紙の日記。


「山羊座の友人」乙一
僕の部屋のベランダには度々不思議なものが漂着する。
同級生を殺した彼と僕は友達になることを決めた。


「宗像くんと万年筆事件」中田永一
私の無実を信じてくれたのはいつもひとりぼっちの宗像くんだった。


「メアリー・スーを殺して」中田永一
私の書く物語にはどうしてもメアリー・スーが登場してしまう。
彼女を消すためには私自身の願望を無くさなくてはいけない。


「トランシーバー」山白朝子
鳴るはずのないトランシーバーから聞こえたのは生前の息子の声だった。


「ある印刷物の行方」山白朝子
とある研究施設のわりのいいバイトには何か触れてはいけない秘密があった。


「エヴァ・マリー・クロス」越前魔太郎
大富豪の隠された趣味を探る取材で辿り着いたのは常軌を逸した秘密の演奏会。



むり!一行で書けなかった(笑)

とにかく色々な乙一さんが楽しめます(≧∇≦)
人によっては一冊のなかでエテフテが出てくるかもしれませんね。
それも面白いんじゃないかな?







消え去れメアリー・スー!!
1,000円の幸せ


最高(*´ω`*)







PS

メアリー・スー

二次創作小説に登場しがちな、
非現実的で思春期の少年少女の願望を具現化したようなオリジナルキャラクター
ですって。