こんばんわ。

ナルシソイエペス(ギタリスト)をリスペクトしている人々、

彼らをナルシストと呼ぶかは貴方次第・・・

バルバソです。



今日、仕事中に読んだ本はこちら、


ラットマン/道尾秀介
¥620
楽天


まぁ、仕事しろって意見には聞く耳持ちません得意げ

道尾秀介さんのラットマンです。


貸しスタジオという閉鎖空間でおきた殺人事件の話。


高校の時から長年バンドを組んでいる仲間達の間には、

それぞれ抱え込んでいるモノがあり、

打ち明けられないソレは、いずれ殺意の引き金となる。


一気に読みましたグッド!面白かったです。(感想こればっか汗





*注意・これから書く事は面白くありません。





私も未だ「バンド」を組んでいます。

学生の頃からバンドを組んで、活動しておりました得意げ



学生の私にとって「バンド」とは、趣味であり、青春であり、人生の一部でした。



その当時、私には親友と呼べる仲間がいました。

高校入学当初からバンドを組んだギターのUと、ドラムのKです。

あッ、私はベースです


いつでも三人で練習していました。

少ないお金を出し合ってコンビニ弁当を買い、分け合って食べた時も、

何処からかお酒を調達して酔っ払ってわけわかんなくなった時もいつも一緒でした。

笑い合う事もあれば、時には傷つけることもありました。


Kが学校を中退し、別の人生を歩きだした時もありました。

それでも、何処へ行ってもKは私のもとを訪れました。


私が社会に、Uが大学へ進学しても、私達の関係は変わりませんでした。

私は何年先もこのまま一緒にいる事が出来ると信じて疑いませんでした。




・・・しかし、そんな私たちにも別れは訪れました。




Kはプロを目指していました。

Kは努力の末その道を切り開く事が出来ましたが、

生活は苦しく、仕事が常にあるわけではありませんでした。


私は「自由がきく」との理由でKに自分の仕事を紹介しました。

しかし、それは裏目に出てしまい、Kは仕事中に指を潰してしまいました・・・



私は彼から夢を奪いました・・・



その後Kは職を転々とするようになりましたが、私との関係は以前のままでした。


けれど私にはKに対する「負い目」が常にありました。




Uは私とは違い、とても真面目でした。

Uは大学を卒業して安定した人生を歩んでいくものと、勝手に思っていました。

・・・しかし、Uは病気にかかってしまいました。


当時はまだあまり馴染みの薄い病気で、

私はそんなUを少しも理解してあげる事が出来ませんでした。



・・・そして、Uはこの世から去りました・・・



彼の家族は、「Uが私とだけは普通に会話をしていた」事実をしりませんでした。

それは私も同じ事でした。



私には抱えきれない後悔だけが残りました・・・




Uが亡くなって暫くすると、

Kは彼に関係する全ての人の前から姿を消しました・・・



・・・そして私は一人になりました・・・






・・・なんてねべーっだ!



・・・



・・・ホントなら悲しい話ですね・・・



・・・



・・・今、私はギタリストです・・・