ノスタルジック鉄道コレクション | 1910番のどーでもいいブログ

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日常の出来事をテキトーに書きます。
趣味の鉄道・鉄道模型の話題が多いです。
小学生のころ、“しょうじょう”をたくさんもらった作文のうでを生かしていきたいとおもいます。
あまり期待しないでくたさい。


またまたご無沙汰しております…。
前回の予想通り?約700時間ぶりのブログ更新になります(汗)

先日、鉄コレ・バスコレ各種が一挙に発売となりまして、いろいろと買ってきました。
特にBOXモノが一度に発売となると、買って帰るのも一苦労です…。


一度に発売しないで~


バスコレは次回にご紹介するとして、今回は右の鉄コレのほうを開封していきます。


今回はこっち


鉄コレでも新たなシリーズが始まってしまいました。
その名も“ノスタルジック鉄道コレクション”(略してノス鉄)
面白そうだったので、何も考えずにとりあえずで2BOX購入してしまいました…。

ジオコレの公式HPでは原点回帰とか銘打ってますが、ぶっちゃけ本末転倒じゃないかと思います(^_^;)
しかも今日現在、公式HPの説明欄の一部が先日発売された小田急2320形の内容になっています。中の人がそのままコピペしたのか…。

ちなみに、箱は今までに無いサイズとなっています。
バスコレやトラコレ等とも異なるサイズです。


サイズ感がいつもと違います


それでは、早速開封~。


疲れるけど楽しい作業


中身を出してみると、ブリスターがかなり厚手で厳重な印象です。


厚手なブリスター


今回の製品は精密に出来ている部分もあるので耐久性を持たせたのでしょうか。
箱のサイズ感と相まって、別のメーカーの製品を手に取ったように思えてしまいます(笑)

ちなみに車体裏の番号はノ001~ノ010でした。
レギュラー商品群とは別系統な扱いのようです。
“ノ”は言うまでもなくノスタルジックの頭文字でしょう。


車体の裏側


例の番号が付いていたので、れっきとした鉄コレだということが証明されました(笑)

では、ラインナップをご紹介。
※今回はシークレットが出ました。


国鉄EB10形 EB101

富井化学工業バッテリー機関車 AB203

国鉄キワ90形タイプ
左:キワ90-2 右:キワ90-1

富井電鉄DB20型
左:DB2002 右:DB2001

富井電鉄ハフ形客車
左:ハフ35 右:ハフ33

富井電鉄ハ形客車
左:ハ26 右:ハ21


※「富井電鉄」および「富井化学工業」はトミーテックが創造している架空の会社です。

今回のラインナップはすべて2軸車で、機関車に気動貨車、客車といつも以上にバラエティーに富んだ内容となっています。
機関車がラインナップされるのは鉄コレ第1弾以来、客車に至っては1/150スケールの鉄コレでは初だと思います。


そして片方のBOXからはシークレットが出ました。
何となくで2BOX買った甲斐がありました。


国鉄?AB10形AB1031


シークレットのモデルは国鉄唯一の蓄電池機関車AB10形で、1927年に2両製造されたものです。
火薬工場に出入りするため、火花や火の粉の出ない蓄電池機関車とされたようですが、後に2両ともEB10形電気機関車に改造されました。
今回のシークレットは31番と、実在しない番号となっています(1031はトミーの語呂合わせでしょう)。

ちなみに裏シークレットは富井化学工業のAB203で、どちらも蓄電池機関車ですね。

EB10とAB10を並べてみます。
元々同じ車両なので、パンタの有無と前照灯の位置が違う以外は同じ車体です。
実車は改造時に抵抗器用の通風口が追加されたりしたようですが、AB10形も改造後の姿となってしまっているようです。
その辺が架空の番号を設定した理由でしょうか。


左がAB10、右がEB10


よく見ると色合いも微妙に違いますね。
AB10がぶどう色1号で、EB10がぶどう色2号でしょうか。
実車がどうだったのかは鮮明なカラー写真が見つからないので不明です!
そもそも架空番号ですし…。


他にもスルーできない車両が多数…。

まず、最近やたらとネタにされることが多い(気がする)気動貨車のキワ90形です。
実車は1960年に2両が製造され、登場当時は茶色、後に茶色とクリームのツートンカラーとなっています。
実車の詳細やネタにされる所以は各自お調べください。。
実車とは異なる部分もあるのか、説明欄には「タイプ」の文字が入っています。


箱の側面より


今回は茶色のキワ90-2が登場当時、ツートンのキワ90-1が晩年の姿ということになります。
試しにワム8君と並べてみましたが、その小ささがわかると思います。


キワ90の小ささよ…


実車は不遇でしたが、何とも愛嬌のあるプロポーションです。
ぜひ、模型の世界の中だけでも末永く活躍させてあげたいものです。
しかし、テールライトの直径が大きすぎる気がしますがいかがでしょうか…。


テールライト、ちと大きくない?


お次はあまり注目されなさそうな客車
先述しましたが、1910番の記憶が正しければ鉄コレでは1/150スケール初の客車のラインナップとなります。


初ラインナップとなる客車たち


ハフ形のほうは、適当な感じのダブルルーフがご愛嬌。
デッキの柵は細かく再現されていますが、ぶつけると折れそうです(汗)
客車は4種類とも片側がダミーカプラーとなっていますが、これもかなり特徴的です。


だいぶ首の長いカプラー


写真だと見辛いですが、トミックスの機関車のMカプラーに似た作りになっていて、車体に固定されていても首を振るようになっています。


客車のカプラー
手前がアーノルド、奥がダミー


そして謎の車両、DB20型です。
富井電鉄のディーゼル機関車ですが、モデルとなった車両はいるのでしょうか。
この車両だけ“形”ではなく“型”の文字を使っているのも気になります。


完全オリジナル車両?


2両のうち、DB2001のほうはグレー一色で、パッと見無塗装なんじゃないかとも思ってしまいます。


正面から


3枚窓に3連のヒサシが特徴的です。
テールライトは付いておらず、カンテラをぶら下げる設定なのでしょうか。
鉄道車両というよりは、工業機械のようにも見えます。

余談ですが、同時発売の専用ケースにはDB20型の無塗装車両がオマケで付いています。


ノス鉄専用ケース


こちらが正真正銘の無塗装DB20型です。


さて、何色に塗ろうか(違


最後に、動力ユニットのお話を。
ノス鉄のために、今回新たな動力ユニットも発売されています。


動力ユニットTM-TR07


2軸の動力ユニットは今までにもありましたが、今回のものは最小級です。


動力ユニット本体


パッケージにも小さく書いてありますが、かなり非力そうです。
リアルキワ90ができそう。
付属の台車枠はEB10系列で使用しているやつのみです。


付属の台車枠


そもそも台車枠は車両側のものを外して使用できるので問題ないです。
わざわざ付属させているのは改造する人向けでしょうか。


こんな感じで外れます


ちなみにこの動力ユニット、1910番がBOXを予約していたお店では品切れ。
そんなに早く無くなるとは思っていなかったので、動力ユニットは予約していませんでした。
その後、4店舗回ってやっと発見。
とりあえず3個手に入れました。


これがお宝となるか


よく考えてみれば、今回ノス鉄のために新たに作られた動力ユニット。
逆に言えば、今後ノス鉄の続編やバリエーション展開が無ければ、再生産の見込みが無いのです。
今手に入れないと、欲しくなった時にはすでにどこにも在庫が無いということになりそうです。
みんな「使うかどうかわからないけどとりあえず買っておこう」と思って手に取っていったのではないでしょうか。
もしくは転売目的か…。

武骨な電気・蓄電池機関車、伝説の気動貨車、そして謎のディーゼル機関車と、みんな走らせたい魅力があるので、ぜひとも動力ユニットは確保しておきたいものです。

とはいっても、続編が無いとは限りません。
公式も「第1弾」と銘打っていましたし、遠くない将来、ノス鉄第2弾があるのではないでしょうか。
次回も2軸車だけとは限りませんが…。

最後にお値段ですが、税込み1,430円です。
価格まではノスタルジックとはいかなかったようです…。
まぁ初期の鉄コレから見ればだいぶ進化していることですし、今さら驚きはありません。
前回の鉄コレ第30弾よりは若干お安いのが幸いでしょうか。。



では、今日はこの辺で…。

キワ90に動力入れて牽引力テストとかやったら面白そうですね!
次はバスコレです。