水戸線のE501系を徹底的に見る①~概要~ | 1910番のどーでもいいブログ

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小学生のころ、“しょうじょう”をたくさんもらった作文のうでを生かしていきたいとおもいます。
あまり期待しないでくたさい。


始まりました『水戸線のE501系を徹底的に見る』本編です。

今回はE501系の概要を簡単に…。

前回の序章もご覧ください。

今シリーズは“水戸線仕様”の話になりますので、解説は5両編成を中心にしていきます。

写真は特記がない限り、近日中に撮影したものです。


では、まずは5両編成の解説から。




↑小山
①クハE500-0 CP (トイレ設置)
②モハE500-0 主変換装置 SIV
③モハE501-0 主変換装置 主変圧器 パンタグラフ
④サハE501-0   
⑤クハE501-1000
↓いわき


続いて製造メーカーと編成表です。

K751編成 東急車輛製造

①クハE500-1
②モハE500-1
③モハE501-1
④サハE501-1
⑤クハE501-1001

K752編成 川崎重工業

①クハE500-2
②モハE500-4
③モハE501-4
④サハE501-5
⑤クハE501-1002

K753編成 川崎重工業

①クハE500-3
②モハE500-7
③モハE501-7
④サハE501-9
⑤クハE501-1003

K754編成 東急車輛製造

①クハE500-4
②モハE500-10
③モハE501-10
④サハE501-13
⑤クハE501-1003


おまけに10両編成も記載しておきます。



↑土浦

①クハE500-1000 CP (トイレ設置)
②モハE500-0 主変換装置 SIV
③モハE501-0 主変換装置 主変圧器 パンタグラフ
④サハE501-0
⑤サハE501-0
⑥サハE500-0 CP
⑦モハE500-0 主変換装置 SIV
⑧モハE501-0 主変換装置 主変圧器 パンタグラフ
⑨サハE501-0
⑩クハE501-0 (トイレ設置)
↓いわき


製造メーカーと編成番号です(画像は省略します…)。

K701編成 川崎重工業
①クハE500-1001
②モハE500-3
③モハE501-3
④サハE501-4
⑤サハE501-3
⑥サハE500-1
⑦モハE500-2
⑧モハE501-2
⑨サハE501-2
⑩クハE501-1

K702編成 川崎重工業
①クハE500-1002
②モハE500-6
③モハE501-6
④サハE501-8
⑤サハE501-7
⑥サハE500-2
⑦モハE500-5
⑧モハE501-5
⑨サハE501-6
⑩クハE501-2

K703編成 川崎重工業
①クハE500-1003
②モハE500-9
③モハE501-9
④サハE501-12
⑤サハE501-11
⑥サハE500-3
⑦モハE500-8
⑧モハE501-8
⑨サハE501-10
⑩クハE501-3

K704編成 東急車輛製造
①クハE500-1004
②モハE500-12
③モハE501-12
④サハE501-16
⑤サハE501-15
⑥サハE500-4
⑦モハE500-11
⑧モハE501-11
⑨サハE501-14
⑩クハE501-4


いやぁ、疲れました…。

続いて簡単な沿革です。

1995年12月より、上野~土浦間にて営業運転を開始。
定期列車はすべて15両編成で運転されていましたので、0番台クハは先頭に立つことはありませんでした。

方向幕は正面は黒地に白文字、側面は白地に黒文字のもの、主変換装置はドイツ・シーメンス社製のもの(所謂、ドレミファインバーター)を使用していました。

懐かしいですね。



上野駅に停車中のK752編成以下15両 2007年1月


そして2007年3月のダイヤ改正より、土浦以北および水戸線に活躍の場を移しました。

トイレの設置、方向幕の交換(青地に白文字のもの)のほか、5両編成については機器更新を行い、一部の編成はダイヤ改正前より暫定的に水戸線などで活躍を始めました。



暫定的に水戸線の運用に入るK752編成 2007年3月 友部にて


10両編成と5両編成は完全に別の運用になり、連結することは無くなりましたが、電気連結器を装備した0番台のクハが先頭に立つ姿が見られるようになりました。



電気連結器が残るK751編成 2007年8月 友部にて


その後、工場入場の度に変化が続き、運行番号表示器がマグサインからLEDになり、電気連結器は取り外されました(ただしスカートはそのままなので、形状に電気連結器の名残がある)。

また、10両編成についても機器更新が行われ、現在シーメンス社製の機器を装備した編成は無くなりました(同時にドレミファインバーターも聞き納めとなりました)。



電気連結器撤去、運行番号表示器がLEDになったK754編成
2015年3月 勝田にて


もうひとつ大きな変化として、2014年から2015年にかけて、パンタグラフが菱形のPS29形からシングルアームのもの(形式不明)に交換されました。

初めは5両編成から交換が始まり、続いて10両編成へ及び、全編成のパンタグラフが交換されました。



交換前のPS29形パンタグラフ


交換後のシングルアームパンタグラフ


そして、415系が完全引退した2016年3月のダイヤ改正からは、5両編成は水戸線のみでの運用になり、朝・夜に勝田発着がある他は、常磐線での運用は無くなりました。

こうしてめでたく(?)“E501系5両編成=水戸線の電車”となったわけです。



上り最終下館行きのK754編成 水戸にて


長々と書きましたが、1910番が伝えておきたいE501系の概要はこんなところです。
もっと詳しいことはWikipediaとかにあるので、知りたい方は検索してみてください。

次回は209系との違いについて長々と語るつもりです。

Σ(´Д`;)エッ!?

もう少しお付き合い下さい。


では、今回はこの辺で…。


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