鉄道模型専門店ポポンデッタのペルチ土浦店が、本日で閉店となりました。
2009年7月のオープンから約7年半の営業でした。
ポポンデッタの茨城県初進出、および初のJR直結の駅ビルにある店舗で、1910番はオープン当初の高校生の頃から、通学そして通勤途中によくお世話にりました。
わざわざ都内まで行かなくても、秋葉原店と同じ割引率、ほぼ同じ品揃え、加えて都内で即完売になるような商品も在庫があったりと、重宝したお店でした。
1910番は最終日である本日、“買い納め”してきました。
お恥ずかしながら閉店を知ったのは一昨日のことで、普段通りに出勤途中に何気なく立ち寄ったら、閉店のお知らせが出ていてかなり焦りました…。
危うく閉店を知らずに終わるところでした…。
品川グース店でやらかしてます。。
閉店のお知らせ(一昨日撮影)
最終日の今日は、そこそこ賑わっていました。
しかし、商品はほとんど引き払われていて寂しい限りでしたが…。
1910番は仕事柄、平日の昼過ぎに行くことが多いので、いつも閑古鳥が鳴いているような感じでしたが、平日の夕方には仕事帰りのオジサン達で、そして休日には子ども達で賑わっていたように思います。
店舗の外観(一昨日撮影ですが人気が全くありません…)
思えばオープン当初、ビルの5階でオープンしました。
今の店舗よりも狭く、商品が乱雑に並んでいた記憶がありますが、“これぞポポンデッタだ”という感じでした。
当時はきゃりーぱみゅぱみゅの「つけまつける」が連日BGMで流れていて、その印象が鮮烈に残っています(笑)
そして2012年2月、「ポポンデッタ with 常磐線ヒストリックギャラリー」として現在の場所にリニューアルオープンしました。
JR東日本とのコラボレーション企画で、常磐線に関する史料や実物の485系「ひたち」のヘッドマークなどが展示されていました。
ロゴマーク
そんなポポンデッタのなかでは特別な存在だったペルチ土浦店ですが、約7年半の歴史に幕を下ろすことになりました。
ポポンデッタは現在、茨城県内には他に2店舗ありますが、どちらも郊外型の店舗なので車がないと行き難く、今回のペルチ土浦店閉店はとても惜しいです。
まぁ、色々と大人の事情があるのでしょうから、仕方ないことだと思います。
ちなみに今回はポポンデッタ以外にも閉店になるテナントが何件かあり、駅ビル(ペルチ土浦)自体が寂しくなっていく感じです。
その背景にはつくばエクスプ(TX)開業で土浦周辺が寂れたという声がありますが、TX開業からもう10年以上経ちますし、そもそもペルチ土浦がオープンしたのはTX開業後の2009年のことです。
車社会の茨城県では、土浦に限らず基幹駅でも周辺が寂れるのは当たり前のことで、郊外のショッピングモールのほうが儲かるのは当然のことだと思います。
集客対策(ポイントカード等)はそれなりにしてたんでしょうが、駅ビルは何もしなくても人が集まるという時代は終わったのです。
堅苦しい話をしてしまいましたが、これが普段から鉄道を利用する茨城県人の本音です。
話を戻しまして、最後の戦利品(?)を見てみましょう。
まずは新品から…。
黒い貨車ばかり…
購入したのは全てポポンデッタブランドの貨車です。
今まで躊躇していたものを思い切って購入しました。
「当店限定」の文字があるものはペルチ土浦店限定で販売していたタキ35000の日本陸運産業(神栖駅常備)です。
再生産したのか人気がないのがはわかりませんが、閉店当日でもまだ在庫が多数ありました。
近隣店舗では限定品はもう見かけないんですがね…。
続いて中古品…。
異色の組み合わせ
いつもの鉄コレと、珍しく線路を購入。
線路を中古で買うことはほとんどないのですが、パッケージが傷んでるだけで未開封の様だったので買いました。
線路を中古で買うのにハマりそうで怖いです…。
さて、最後の買い物が終わったわけですが、前述したように店内の商品はほとんど引き払われていました。
店内の在庫は近隣店舗に移動するようですが、これ以上閉店する店舗が無いように祈るばかりです。
蛇足ですが、「ポポンデッタ」はパプアニューギニアの都市の名前です。
そこに棲む熱帯魚「ポポンデッタ・フルカタ」が店名の由来だそうです。
詳しくはポポンデッタのHPに載ってます。
では、今日はこの辺で…。
1910番のホームページはこちらです。
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