私、生まれは東北なんですが、現在東京に仕事場を構えて、23区の端っこに住んでおります。

仕事が終わり、地下鉄に乗ろうと駅のホームで電車を待っていました。 

電車が近づく前から、身体の中がザワザワ動き始めて、車両が見える頃になると、先程まで真っ白だった筈の自分の証(体質の状態)が急変しているのです。 
腎経の実(実は緊張や興奮)かなり強い感じ。


隣にいた女性は咳込んでいる、自然に想像すれば「風邪気味かしら」と思う。

腎の実証は臍の裏から下腹部にかけて、差し込むようにいやな痛みが走ります、突然このような状況になりますと 「お昼何食べたかな?」とか
「クーラーで冷やしたかな?」とか、「悪い病気かな、、」とか心配してしまうような痛みが走ります。

でも今回のケースは違います。

腎の実証は長引くと血液の血球を変化させる
事が解っております。実証は交感神経を鼓舞させ血管を収縮させるからです。(白血球などは減少していく傾向になります)

このような証を長く身体に入れておき、一晩おいて朝起きると、立派な感冒症状が出来上がります。
喉痛や頭痛、肩や首が強張って、いやーな感じで目が覚めるのです。
特異な話しに聞こえるかもしれませんが、私達あるあるの日常現象なのです。

こういった病の素となるものを解放するには、
裏の証である、腎に入られる前に、表の経絡のバリヤーを強化するのが良いのです。

強化する為のツボは、その気質や滞留期間によって異なります、証に対して浮いてきたツボを、しっかり取穴出来る様に、手先の感度や
施術者自身の身体を整えておくことが大切です。
意識の使い方によって施術者の治療法は異なります。

5感で取穴する場合は、表のバリアーを作る際に、症状の証(本証)の目安になる筋肉の緊張度合いや、筋力の状況を触診し確認した状態から始められるようにしておくと、効果がハッキリと理解できます。

6感で取穴する場合も、目視でしっかりと
患者と繋がり、本証である腎経のエネルギーレベルを指先や腹に浮き出してから、
バリヤーとなる経絡をイメージしていけると間違いが防げます。

施術に入る前に患者の身体から
正気が漏れていないかしっかりと確認しながら
始めていきます。

ちなみに5感は眼や耳、舌、指先足先で触れる、暑い寒いや皮膚感覚などです。

6感は視覚的には見えない物や、人の意識の
活動が発生させる、感情や思いなどを感じとる
いわゆる気の感覚です。

6感の気感が発達してくると、生命力がいたる所に存在しているか認識できます。

青空を見ていたり星を見ていると、色々粒子が漂っていたり、放射上に地上へ向けて光の
粒子が届いているのが解ります。自然に生かされていることが理解できるのです。

両方できれば安心です。

6感の施術は浮き出してからが勝負です、
あとは針でも、外気でも、内観から意念で抜いても良いと思います。
私は整体なので手のひらで通してしまいますが、
爪楊枝だろうが、ボールペンだろうがなんでも良いのです。

東洋哲学により行う一部の医療は、術者の意識にて形のない物を、実体化させてから行う意識の医学なのです。

お読みいただきありがとうございます。
続編では実際に行なっている臨床例を書いていこうと思います。