理屈抜きで怒られる感じがとてもいい。

自分が分かってもらえないと傷つく人もいるけど、

分からせられないのは自分のせいと思うととてもラクになれる。


少なくても分かってもらう努力ができるから。

人のせいにして悲しがっていては努力のしようがない。



だけど、とよ先生はそれもお見通しで、

分かっていないふりをしているだけで、

悲しがっているだけの子にもちゃんと努力をさせる。

チャンスをくれる。




とよ先生はよく、

「お母さんたちは過保護すぎる」と言うけれど

私はとよ先生が一番過保護だと思っている。



反応のない子やコミュニケーション能力を発揮しない子に

あれだけ大きい声を出し続け、

全身全霊で訴え続ける人はいないでしょう。



「e-kidsで本気を出している子供に感動する」

という話も聞きくが、

あの状況で本気を出すのは意外に簡単なのではと思ってしまう。



あれだけ盛り上げてくれるのだから、やるしかない。

むしろ、かたくなに泣き続けている子のエネルギーに感心する。

それも、いつまでも泣いていると、


さらにとよ先生の怒りにふれることになり、

次にはまわりの子どもたちが寄ってたかって、

その子を助けるというe-kids独特の場面を見ることができる。


きっととよ先生は、多くの経験からこんな子もあんな子も、

こうしてそうしてああすれば、こうなる、という展望が出来ていて、

それには自信もあってクラスを進めているんだと思う。



とよ先生は「全力で接しているだけ」ばっかりしか言わないけど、

とよ先生のクラスの中には、

頑張る場面、楽しい場面、くやしい場面が

あっていくつものストーリーが出来ている。


頭の中には綿密にその場その場の構成があるんだろうなー

と想像できる。


だからとよ先生のクラスはおもしろい。

保護者見学の少人数で見せてもらうのはもったいない、

けど人に教えるのはもっともったいない。





私は子どもが目に見えて成長しなくてもいいと思う。

確実に細胞に刻まれて、

一つ一つの体験が体の中に蓄積されてる感覚があるから。


e-kidsは何年かかってもできないことをやらせてくれる。

本気で付き合ってくれたり、試合に出させてくれたり。



勝ってみんなでとよ先生を胴上げしたい。



その喜びはやみつきになって、

これから先もずっとその感動を求め続け、

そのためにはどんなことも乗り越えられる人になるでしょう。
e-kids 母



知れば知るほどいい先生だと思う。