とんぼの長男です。


かなりの独断と偏見の塊の文なので、賛否両論が出るのは承知の上で書かせて頂きます。


母親もかなり回復しまくり、傷はまだ癒えていませんが、退院と日常生活まであと少しです。

親父のブログをひとつずつ読み返しながら思うところを書きます。


さらに、これは親父だけじゃなく、母親もなかば妄信的に民間療法の信者なので、あえて書こうかなと思いました。


ちなみに保険適用の標準治療が最善ではないし、民間療法が全く効果がないとは言いきれないことを予め前提として書きます。


まず、人は必ず死にます。癌であれ、そうでなくともこれまでの統計的に100%に究極に近い値で200年以上生存した事実は有史以来ありません。


100%と言いきれないのは統計的に絶対的に100%と証明したくとも出来ないからです。個人的には200歳超えて生きた人は存在しないと言い切りたいです。


あくまでも今まではの話です。これからは分かりません。癌に対して明るい希望もちらほら見かけます。


家族の癌がきっかけで抗がん剤とは?分子標的薬とは?放射線治療とは?何度も何度も考えさせられました。


また、医学以外の経済的に破綻せず生きるとは?


医者は経済については相談に乗ってくれません。

「治療」はやってくれます。

社会福祉や経済はまた別問題です。


私も生損両方の保険のプロとして、活動してますが、1回でも癌になったら保険に入るのは思っている以上に厳しいですよ。

私は癌ではないですが、既往症が理由でもう多分死ぬまで保険入れません。がん保険は入れるものもありますし、損害保険は普通に入れるものの方が多いです。死亡保険と医療保険は絶望的です。


癌になった後の緩和型も色々な会社から出てますが、保険会社も商売なので健康な内に経済的な問題に直面する前に「自分で」学んで比較して加入することをオススメします。


目の前にいる保険屋さん、親身になって相談に乗ってくれると思ったら大間違いです。


自分のライフプランや保障の取り方の最終的な責任は自分自身にかかってます。


そんな愚痴はさておき、


この20年ぐらいの間、両親の癌と向き合い、その経緯や家族として出来ること、本人にしか出来ないこと、またみんなで出来ること等を場合分けをしながら過ごしてきました。


そこで、個人的には効果どうなの?とおもいながらまことしやかに、これは効果があると思っている民間療法の話です。


癌にも効果のあると言われる「水」


えっと水分子ですよね?

プラセボですよね?


副作用はありません。何故なら水ですから💧💦

水素水なんかもありますが、水素水飲んで効くなら、水素を気体として直接吸入した方がいいんじゃない?とか思ってしまいます

水に関してはエビデンス引っ張ってきても、どの文献読んでも曖昧だし、共同研究のなんちゃって系の研究だらけで、素人だますには最高のエビデンスのオンパレード過ぎて辟易としました。


水に波動とか気功とかいれたもの…

申し訳ないです。僕には宗教のジャンルで解決して下さいとしかいいようがないです。


効果があるかないか分からないし、あっても「バイアス」と「プラセボ」以上以下でもないです。


証明が出来ないから医学的にも否定のしようもありません。


ここまで痛烈に書いてかある裏側には、標準治療でどうにもならず、旅立っていった親父とのやりとりの中で、それこそ「幸せに」旅立っていった親父と、分子標的薬含め、抗がん剤にNOを突きつけている母親のコントラストがあります。


僕は標準治療を最初から除外すべきではないとの立場に立っています。同時に民間療法の「水」を含め、書いている文とは裏腹に否定もしません。


何故なら、標準治療で一時的に治療や症状が出なかったとしても、無増悪生存期間(PFS)が長くなる傾向にはなりますが、QOLの観点では人によっては容認出来ないレベルの人もいますし、そうでもない人もいます。

統計上のデータがあるにせよ、個体差も大きく統計の範疇に収まらない人も一定数います。


母親が今回分子標的薬含めた抗がん剤の代わりに民間療法を選択する気持ちも分からなくはないですが、そこに行きすぎると不可逆性の結果に私も含め後悔しないか?という問いに晒される事になります。


ベストではないにせよ、ベターな治療を本人に受けて欲しいと思いながらも妄信的な判断とそれに漬け込むビジネスに対して嫌悪感を覚えます。


今週いよいよ母親が退院ですが、藁をも掴む思いの母親ともう少し対話しながら、今後の方針を決めていきます。


繰り返しになりますが、一般の人がいうエビデンスとまともな人達が多くの査読を経た医学的エビデンスには大きな隔たりがありますし、査読も経ない「有名大学」教授が民間企業向けの共同研究向けに書いた、なんちゃって論文は別物だし、もし読んでくれている皆様の中で「有名大学」というバイアスを外して、エビデンスにも甲乙あるということに気がついてくれる人がいてくれれば幸いです。

とは言え、査読付きの論文が必ずしも絶対正義でもないし、どう捉えるかはどう信じるかにもよるということも併せて付け加えます。