ギルド「ユグドラシル」近くに、
1件の静かなバーがあります。
その名も、
「リュカオン’S BAR 」
オーナーは、ジョリリ
マスターは、
おいら、リュカオン(*^-^)b
今宵のお客様は、
♪(*^ ・^)ノ⌒☆
チリンチリン♪
静かなバーにドアベルが
響き渡る。
ガンガンガン!
ガンガンガン!
ドアのところで赤い鎧の大男が
突っ掛かって、もがいている。
(また変なの来たわ....(ノ_-。))
「お客さん、
ちょっと、そんな乱暴にされちゃあ
困ります。」
おいらは、そう言って、
バーに入る手助けをした。
確かに、うちのドアは
キャリーの客には小さいようだ。
(ドラゴンが来たら、どうしよう。)
鎧の男はやっとの思いで店内に
入ってきた。
「かたじけない。」
その男は言った。
(西洋の鎧を着た、侍?)
「イエイエ、すみませんね。
ドアが狭くて。」
おいらは、カウンター席に案内した。
「お客さん、うちは初めてですね?」
おしぼりを差し出し、言った。
「いかにも。」
そう言った、鎧の男は、
店内を見回している。
今夜は、バーの片隅で
デュラハンが唐揚げの山と
格闘中であった。
(また、皿まで喰われるな(涙))
そして、
鎧の男は一息つくと、言った。
「ルイーダの酒場はこちらで?」
(@ ̄Д ̄@;)
(@ ̄Д ̄@;)
(@ ̄Д ̄@;)
(そう、きますか~(笑))
「え~っと、それは別のゲームですね。お客さんが、ルイーダの酒場に行かれても、パーティーにはさそわれませんよ。」
(あんた、悪魔の騎士のまんまじゃん!倒されるよ、勇者に!)
「えっ!」
鎧の男は、慌てて胸元からメモを取り出した。
そして、おいらに差し出した。
メモには、
「8/25、21:00、リュカオン’S BAR ジョリリ」
と書いてあった。
.......。
.......。
.......。
え~っと、
今日は、
8/24の23:00ですわ。
場所も、
あんた、
ルイーダの酒場って、言いましたね。
( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚
(何一つ、合ってないじゃん!!)
おいらは、
しげしげと
うつ向いている鎧の男を眺めた。
(だれ?アンタ何者?)
と、
「ラプラスの魔を統べる騎士の王にして預言者。その虚無の瞳はすべて過去と未来を見通し、破滅の預言によって人々に絶望をつきつけるという。
わが名は、
ラプラス・インフィニート!」
(ノДT)
なんか、聞こえたけど...
(はぁ~!あんた、自分でしゃべってるよ~!たしかに、絶望はつきつけられたけど....。
あんたが虚無やん!)
「赤ラプと呼んでくだされ。」
。(´д`lll)
「で、赤ラプさん。ジョリリオーナーとの待ち合わせですね。」
「いかにも。」
(そういやぁ、オーナーなんか言ってたわ。しかし....大丈夫か、こいつ(笑))
「ちょっと、オーナーに連絡してみますね。その間、何か飲まれます?」
(.....何を注文しても驚くまい。まともなハズはない、絶対に!)
「では、御言葉に甘え.....
ノンアルコールビールを♪
車で来ておるもので。」
(・∀・)
(・∀・)
(_ _。)
(中途半端.....。オチとしては(涙))
期待したおいらがバカだったわ。
おいらは、
がっかりしながらも、赤ラプに
ノンアルコールビールを差し出す。
が、
赤ラプがグラスを取り損ない、
パリ~ン!
(あ~あ、やっちゃったよ。)
そして、
赤ラプが一言、
「すまん!拙者、不器用なもんで....。」
「イエイエ、すみません。お怪我はありませんか?すぐ、新しいのをご用意しますから。」
「かたじけない。....それで、表の貼り紙の件に差し支え無いように内密に....。」
(ん、この男、何を言ってるのか............表の貼り紙...あっ!」
(x_x;)
(x_x;)
(x_x;)
【ウェイトレス募集中♪】
(ノ◇≦。)
面接にきたのね.....
Y(>_<、)Y
アンタ、
無理というより、
男だし、
何?
嫌がらせ?
「え~っと、赤ラプさん...
............闘いませんか?」
こうして
デッキに
赤ラプが
加わった(笑)
新リーダー、赤ラプ誕生!
今宵も静かに?
夜は更けていくのであった....
ゲッゲ~ロ♪
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