ふっ……と

亡き母の想いを あらためて感じている

私が高校生くらいの頃…

母が 坂本九さんのこの歌のことを

ぽつりぽつりと 私に語りかけてきた


「この歌ね…坂本九さん、やわらかい笑顔で歌っているの…。
それだけ見て歌を聴いてると前向きな歌みたいなんだけどね…
お母さんね…とっても苦しくて悲しくなるの。
だって…泣いてるのよ…この歌に他の人が出てこないの。
ひとりで泣いてるの。
涙があふれないように上を向くって…」


そんなふうに ぽつりぽつりと
私に語りかけてきた あの日

あのころの私は
「そうなんだ…」くらいにしか
とらえてなかった

いつからか
母の想いが 何だか分かったような
そんな気がして

母が どれだけ苦しい想いの中
日々を過ごしてきたのか…
そんなふうに思うようになって



先日 元同僚の自死を知り

気持ちが揺れてゆれて
苦しくなって 悲しくなって
亡き妹のことが
心にも 身体にも降り注いできて


昨日…
また別の 
心が揺れすぎる出来事があり
 (今は苦しすぎて 書けないのです)


心の奥底で
さけんでいる

「お母さん…助けて」


亡き妹が 
私を見ているのも感じる


いつだったか
ここに書いたことがある

「考えない頭と
感じない心になりたい」


考えられること
感じられること

感謝しなければならないのに

生きているから
考えられるし
感じられるのに


そんな中だけど

亡き妹が私を見ているのが
黙って私を見ているのが

何か意味があるように思えてならない


昨日の出来事は
私には大きな出来事

今までなら
ただただ苦しいだけだけど…

今は 
「苦しい人を増やしてはいけない」

そんな強いつよい想いがある

今までとは違う、
この想いがあふれる感覚


自分の気持ちがどう動いているのか
これから どう動いていくのか

怖いけど

怖いけれど

「それに飲み込まれない」
そんな確固たる想いもあるのが
本当に不思議


不思議です