この広いキャンプ場で空きスペースがいっぱいあると言うのに
我が家のすぐ横にテントを張っているキャンパー!
昨夜真夜中の午前1時過ぎ、突然ラジオらしき音が聞こえてきた。
ニュースのようだが、はっきりと聞こえない。
しかし、寝静まった場所で、こちらはうるさくて寝られない。
ラジオでニュースでもと思いスイッチを入れたのかも知れない?が、
真夜中で、隣にいる私にとっては、大いに迷惑 甚だしい!
こちらも、それと気づかせるため、スマホでニュースを
鳴らしたが、気が付いていない。
しばらくしたら、やめるのかと少し待ったが、
全くやめそうにない。
テントを開けて、
眠れないので、ボリュームを下げて下さい!
と言った途端、スイッチが即切れた。
お陰で、十分眠れなかった。
朝起きて、挨拶があるかと思っていたが、なかった。
今日は、知床半島ツーリング。
9時頃出発。
一路ウトロ方面へ向かう。
途中。オシンコシンの滝で大阪から来たという若者と出会った。
彼は、大阪梅田でバーを経営しており、今は緊急事態なので、
店は閉鎖!
個人経営の小さな店なので、国から結構な
補償金が出ているようだ。
そこからカムイワッカの湯へ向かう。
しばらくして、人だかりがあり、遠くの川を眺めている。
そこに親子連れの熊がいた。
多分、さかなをとっているのだろう、、、、!
途中から砂利道に入った。
最初は、緊張したが、だんだんと慣れるに従い、
スピードも上がってきた。
途中で、若い女性が一人で歩いていた。
熊の生息地なので、突然熊と鉢合わせになることもあろうかと?
怖くないのか、それとも「女の度胸だめし?」
変に声かけしない方が良さそうかも、、、、!
カムイワッカに着くと、10人ほど観光客がいた!
皆さん、準備されていたのか、水に濡れても良い靴を履いて
川に入っていた。
こちとら、靴を脱いで裸足になり、川をゆっくりと上がった。
川と言っても、浅い!
大きな岩盤の上を、温泉の湯が流れているのだ。
流れている水は温泉で暖かい!
これぞ源泉かけ流し!!
足湯にはちょうど良い温度!!
上の方に行くと、誰もいない。
突然、黒い足が見え、熊かと思い、ビックリした。
しかし すぐに人間の脚だと気づいた。
カムイワッカの湯から引き返す途中、
ホテル地の涯に寄った。
多分、3段の湯はないだろう?
と思いつつも現地に向かった。
途中、川沿いで大きなカメラを持ったひとたちが、
川の方向を見つめながら、歩いていた。
熊ですか?
一人に尋ねると、黙って頷いた。
いるんですね〜!
ホテル地の涯(ちのはて)に到着。
早速3段の湯に向かった。
湯がいつも通り入っていた。
良かった〜!
すでに誰かが入ろうとしていた。
羅臼岳を登って戻ってきたところだと言う。
羅臼岳へは、ここ地の涯から登っていくそうだ。
普通、往復10時間はかかるが、彼は8時間で往復した。
と自慢?していた。
関西から来られており、3連休を利用し、
飛行機で女満別まで来て、
レンタカーで道内をまわっているとか、、、、!
せっかくなので、入浴中の写真を撮ってもらう。
そうこうしていると、別の家族?3人がやってきて、
わ〜い!すごいね〜!
と叫びながら降りてきた。
男性一人、女性二人。
彼らは、簡易の着替え用テントを持参していた。
ワンタッチ式なので、パッとひらいて、出来上がり。
これは便利!
写真を撮ろうかと思ったが、やめておいた。
変に思われても困る???
知床峠を越えたが、峠からはガスっていて何も見えない。
もちろん、羅臼岳も、、、、
しばらくして下界へ下り出した。
下るにしたがって、霧は徐々に晴れていった。
熊の湯は清掃のため閉鎖?
向かいのキャンプ場も閉鎖。
どこもかしこも閉鎖だらけ!
羅臼のコンビニで弁当購入。
相泊方面へむかう。
途中海岸沿いの手頃なところで、
海を眺めながら弁当のランチ。
向こうに見えるのが国後島!
相泊に無料の露天風呂がある。
石コロがゴロゴロしている海岸にある。
道路のすぐ横。
丸見えだ。
すでに、先客二人が入っていた。
その一人が、入る前に身体ながしてねー!
とアドバイス。
湯加減はちょうど良い。
ここは、風呂の底から、ブクブクと湧いて来る。
道路側にいると、熱い湯が湧き上がってくるので、
その反対側、つまり海側に座る。
本日二度目の温泉掛け流し!
斜里キャンプ場まで、来た道の方が少し近い。
しかし、それでは面白くないので標津経由で戻った。
キャンプ場に着くと、今朝とは違って多くのテントが張られていた。
30張り以上はありそうだ。