隣の町ハイフォンまで100キロそこそこ!!!
いつもよりゆっくりとホテルを出る。
その前に、
ここのホテルの従業員に私が乗っているスーパーカブを買わないか?
ともちかけた。
すると欲しそうな雰囲気、、、、、!!
いくら??
と訊かれ、200ドル! と云ったら!
即高い!
と返事が返ってきた!
いくらなら買うか?? 100ドル!
ダメダメ、、、、!!
このバイクはホーチミンからカンボジア、ラオスを廻って
4800キロ走ってきたバイクで、まだまだ走るよ!
と懸命のセールストーク!!!
そこへ、別の人間が寄ってきて、高い!!
と一緒になって彼を応援する???
では、もういい! 売らない!!
と云ったら、ジーっと
こちらを見ているではないか??
やはり欲しいのかな、、、??
そこで150ドル プラス
ハノイまでのバスのキップ!!でどうだ、、、??
しばらく彼と相談していた、、、、、!!
しかし、それでもダメだった!!
ハロン湾を後にした。
ハイフォンへは昼ごろ到着!
早速、ホテル探し!
手ごろな価格のホテルが見つからない!
あるホテルは40ドル!! 高過ぎ~!!
レストランの前で、適当なホテルを訪ねたら、
あそこがいいんじゃないか~?
と指差した!!!!
ホテルのフロントへ行くときれいな女性が座っていた。
部屋へ案内され、フロントへ戻ってくるときに、
彼女の来ているアオザイを撮らせて欲しいと頼むと、
「どうぞ~!」と。
こうして写真を見ると、
何となく東南アジア風のエキゾチックな女性!!
ポーズを取ってくれた!
シャワーを浴びて、街中へ出た!
ハイフォンは港町!
ここから、このカブを日本へ送ろうかとも考えてやって来たが、
どこで誰が送ってくれるのかを調べるのは至難のワザ!!!
まして今日は土曜日!
会社は閉まっているのではなかろうか、、、、??
そこで、ここで売ってしまおうと決め、
ホテルでA4の紙をいただき、上半分に
SALE US$200.00 とマジックで書き、下半分は、
ベトナム語で同じことを彼女に書いてもらって、
ハイフォン市内のバイクショップへ向かって
セールスに出かけました。
「エ~! バイクはいらんかえ~!!!」
とは云ってないが、バイクショップの前に止まり、
店主らしき人物がこちらを見ると、すかさず
A4の紙を見せ、このバイクを買って~!
と目でセールスします。
彼らは好奇心が旺盛で、必ずよってきます!
どこか得体の知れない外国人がバイクを売りに来たと、、、、!!
しかし、紙を見て、ノー、ノー と云って戻っていきます!
ある人は100ドル、ある人は50ドル と適当に言って行くだけ!
私は頑として、200ドル!!
の一点張り!
ひどい人は10ドルとか、、、、、、!!
結局、一番高く申し出てくれたショップは120ドル!
丁重に断り、疲れたので休憩します!
コーヒーを飲んで休んでいるうちに、
とりあえずハノイまでこのバイクで戻ろうと決めた。
マイミクさんが、安かったら、買いますよ~!
とは云ってくれたが、いくらで買うとは言わない!
なかなかの商売人とみた。
しかし、このツーリングに関して、
いろいろとアドバイスもいただいた。
そこでハノイまで行って再度販売をやってみて、
売れなかったら、空港までバイクで行き、
乗り捨てるつもりであった。
チェーンロックを掛け、鍵を日本に持ち帰り、
誰か必要な人に渡す積りであった。