昨日、札幌の狸小路商店街の空き地を使って行われた「あきちえんにち」というイベントに行ってきました。

 

 

 

目的はライブ。このブログで先日アルバムレビューしたLAUSBUBが出演。そして、度々取り上げている現役高校生バンドの「テレビ大陸音頭」も出演。

 

これはいかねばと思い、急遽日帰りで札幌へ。

 

 

初 テレビ大陸音頭はヤバかったです笑。

 

 

実質30分くらいのライブでしたが、あのエネルギーはすごいです。楽器のセッティングやミキサーとのやり取りがライブ前にあったのですが、そのときはごく普通の高校生という感じでしたが、ライブが始まるやいなやスイッチが入って、エキサイティングなステージングを披露していたので、このギャップにも驚きました。

 

テレビ大陸音頭は最近Spotifyでのブレイクもあり、ネットの音楽サイトでも取り上げられています。

 

 

 

彼らのエキサイティングなステージングだけを見ると、パンクバンドのように捉えがちですが、音楽に注視すれば、かなり面白い音楽性が見えてきます。

 

このライブでもそれは感じていて、時にシティポップのようなおしゃれなコード進行やフレーズを使い、時にはノイズミュージックのようにメロディといったものを無視したような演奏もします。

もちろんパンクの要素も入ってますが、ある特定のジャンルにとらわれることのない音楽性は現代的でもあるし、非常に面白いなと思いました。

 

あとライブで感じたことは、単純に演奏がうまい。テクニック的なというよりも音のまとまりがちゃんとあるし、リズム隊がしっかりしているので上のフレーズがどんな遊びをしても、下がしっかり支えているのがすぐに分かりました。

 

あとやはりボーカルの 千代谷竜司 の存在感というのがこのバンドの特徴になっているのは間違いないなと思いました。

 

彼らはまだ高校生なので、この先どんな進化をするのか想像すらできないのですが、間違いなく今年の台風の目になる存在だと確信しましたね。

 

 

そして、続いてLAUSBUB。彼女たちはもう今や札幌の音楽シーンの代表するバンドと言ってもいいかもしれません。人の集まりもすごかったし、ライブも良かった。

 

 

 

そしてライブになるとトラックのヤバさがすごいですね。

 

こちらもライブ時間は30分くらい。5曲くらい演奏したと思います。ライブならではだと思ったのが、通称ナンの歌というのがあるのですが、ダブアレンジになっていたんですよね。

 

そしてこの日は曇りで風もあって、涼しいよりもちょっと寒いくらいだったんですが、連日の暑さが一段落した感じもあって心地良い日でした。

そんな環境の中でのテクノミュージックは本当に心地よい。髙橋芽郁さんのボーカルも良いし、その中で響くかっこいいベーストラックも良い感じでした。

 

この二組を続けざまに観られたというのがこの日の収穫でしたね。ほんとに良い一日でした。

 

ということで、話題の二組のライブでした。札幌からこういったバンドがでできたというのが素晴らしいですね。しかもまだ10~20代という若さ。

 

テレビ大陸音頭は今年本州でもイベントなどに参加してライブしてます。9月にもイベントライブに出演するそうなので、ぜひ彼らのパワーを感じてほしいですね。

 

そしてLAUSBUBは東名阪+札幌ツアーをやります。近くにいる方はぜひ行ってみてください。とっても良いライブですよ。