久々のレビュー記事です。今回は現代のメタルシーンで最も注目されているこのバンドの最新作。

 

Code Orange ~ UNDERNEATH

 

です。

 

 

 

2020年3月にリリースした4枚目のアルバム。第63回グラミー賞のBest Metal Performanceにノミネートされました。

 

01. (deeperthanbefore)
02. Swallowing the Rabbit Whole
03. In Fear
04. You and You Alone
05. Who I Am
06. Cold.Metal.Place
07. Sulfur Surrounding
08. The Easy Way
09. Erasure Scan
10. Last Ones Left
11. Autumn and Carbine
12. Back Inside the Glass
13. A Sliver
14. Underneath

15.The Cutter(日本盤ボーナストラック)
 
Code Orangeは、アメリカ ペンシルバニア州出身で2008年高校在学中に結成。2012年に、Code Orange Kidsの名前でデビュー。2014年に2ndアルバムをリリース。このときからCode Orangeに改名。2017年3rdアルバム「Forever」をリリース。第60回グラミー賞のBest Metal Performanceにノミネートされました。そして4thアルバムとなる今作「UNDERNEATH」を2020年にリリースしました。
 
メンバーは、 ジャミー・モーガン(ヴォーカル/ドラムス)、エリック“シェイド”バルデロース(キーボード/プログラミング/ヴォーカル)、リーバ・メイヤーズ(ヴォーカル/ギター)、ジョー・ゴールドマン(ベース)、ドミニク・ランドリナ(ギター) 
 
このアルバムは昨年の各音楽誌のベストアルバムには必ず入っているというくらい、完成度の高いアルバム。メンバーの年齢もまだおそらく20代後半くらいだと思うので、2020年代を背負って立つようなバンドになりそうな感じです。
 
ボーカルが数名いるということで、グロウルやクリーンボーカルを楽曲によってたくみに分けていて、同じバンドながら多彩な表現のアルバムになってました。
 
また、バンドサウンドもヘビーなギターやドラムばかりでなく、効果的にエフェクトサウンドを入れたりして、ジャンル的にはハードコアになるのだと思いますが、その枠にとらわれない表現になっています。
 
METALに限らず、時代が変わるとともに、そのサウンドや表現を引き継ぐようなバンドやアーティストが出現します。例えば最近ではBring Me The Horizonがリンキン・パークのような立ち位置になってきていると思いますが、Code OrangeはSlipknotの位置にあるのかなと思いましたね。
 
個人的に気になった楽曲は、4曲目の「You and You Alone」。ささやきみたいな部分があるのですが、そこは多分間違いないと思いますが、日本語で「ただひとり」って言っていると思うんですよね。
 
冒頭にも書きましたが、今最も注目すべきバンドだと思うので、ぜひチェックしてほしいです。