涙が止まらない歌詞 | フリーアナウンサーがこっそり教える話し方聴き方のコツ

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10年以上人前で話すプロとして携わってきた経験から、人の心をギュッと掴んで離さない裏技、教えちゃいます。話す・聴くにもスキルが必要♡

雛祭りは和菓子でお祝いする
男子家族の藤本です🎎
 




今朝は、
泣きながら読んだ詩のおハナシ。
 
さだまさしさんの「償い」という歌、
ご存知でしょうか。
 
 
Clubhouseの朝んぽにて
今朝もおもちゃのコレクターであり、
言葉のコレクターでもいらっしゃる、
北原照久さんがいらしてくださいました。
 
そこで、講演をなさった話から、
この歌を朗読する流れとなりました。
 



​償い 


歌:さだまさし

作詞:さだまさし

作曲:さだまさし


月末になるとゆうちゃんは薄い給料袋の封も切らずに

必ず横町の角にある郵便局へとび込んでゆくのだった
仲間はそんな彼をみてみんな貯金が趣味のしみったれた奴だと
飲んだ勢いで嘲笑ってもゆうちゃんはニコニコ笑うばかり

僕だけが知っているのだ彼はここへ来る前にたった一度だけ
たった一度だけ哀しい誤ちを犯してしまったのだ
配達帰りの雨の夜横断歩道の人影に
ブレーキが間にあわなかった彼はその日とても疲れてた

人殺しあんたを許さないと彼をののしった
被害者の奥さんの涙の足元で
彼はひたすら大声で泣き乍ら
ただ頭を床にこすりつけるだけだった

それから彼は人が変わった何もかも
忘れて働いて働いて
償いきれるはずもないがせめてもと
毎月あの人に仕送りをしている

今日ゆうちゃんが僕の部屋へ泣き乍ら走り込んで来た
しゃくりあげ乍ら彼は一通の手紙を抱きしめていた
それは事件から数えてようやく七年目に初めて
あの奥さんから初めて彼宛に届いた便り

「ありがとうあなたの優しい気持ちはとてもよくわかりました
だからどうぞ送金はやめて下さいあなたの文字を見る度に
主人を思い出して辛いのですあなたの気持ちはわかるけど
それよりどうかもうあなたご自身の人生をもとに戻してあげて欲しい」

手紙の中身はどうでもよかったそれよりも
償いきれるはずもないあの人から
返事が来たのがありがたくてありがたくて
ありがたくて ありがたくて ありがたくて

神様って思わず僕は叫んでいた
彼は許されたと思っていいのですか
来月も郵便局へ通うはずの
やさしい人を許してくれてありがとう

人間って哀しいねだってみんなやさしい
それが傷つけあってかばいあって
何だかもらい泣きの涙がとまらなくて
とまらなくて とまらなくて とまらなくて



人は時に
間違いを犯すこともあるけれど、
その過ちは消えないけれど、、
 
誠実に生きることの大切さを、
ゆるす人のあたたかさを教えられる、
実話を元に書かれた歌詞です。

歌はこちらからどうぞ。
 



(先日伺ったギャラリーの南天。)

 
 

最近、
歌の歌詞の素晴らしさに気づかされ、
いいなぁと思う歌は歌詞を調べて読んでいます。
 
これも、
出会いによって教えてもらえたこと。
 


 
そして、
先日、隙間時間に伺えた
ホンモノに触れられるギャラリー。




(今日のお雛様の写真もこちらのもの。)


 
ここも、
出会いによって教えてもらえた場所。
 
 
人生、
出会いが全て。
 
そして、
どんな方と巡り合えるか、
引き寄せ合えるか、
 
自分次第!!