フリーアナウンサーがこっそり教える話し方聴き方のコツ

フリーアナウンサーがこっそり教える話し方聴き方のコツ

10年以上人前で話すプロとして携わってきた経験から、人の心をギュッと掴んで離さない裏技、教えちゃいます。話す・聴くにもスキルが必要♡

入り口からテンションが上がります!
 
【茶の湯の美学】
〜利休・織部・遠州の茶道具〜
三井記念美術館での、先週の学び備忘録。
 
 
このエレベーターは、
1929年(昭和4年)に作られたもの。
 
まだ現役で動いていて、7階まで運んでくれます。
 
矢印型の針がその階数を指して、
半円形に動いてゆくさま!!
動画をご覧ください、萌えます笑。
(その姿を見たくて、何度もやり過ごす...)
 



 
 
展示は、
とてもわかりやすかった。
 
わび・さびは言わずもがな 千利休、
「へうげもの」で話題の破格の美 古田織部、
同じ近江出身で勝手に親近感 綺麗さびの小堀遠州。
 
この三者の大家を
三井家所蔵の茶道具で比較できる内容。
 
大して心得のない私でもその流れを理解でき、
ゆったり回れる展示でした。
 



 
 
平家物語で鬼界ヶ島に1人残された俊寛僧都(そうず)の故事にちなんで名がつけられたという
黒楽茶碗 銘は俊寛、

へうげものでお馴染みの
織部の大井戸茶碗、
(国宝に至ってはまだ私の理解場及ばず)
 
壮絶な歴史を経て今に至るのだろうと、
疲れるほどじっくり拝見しました。
 
 



 
たったひとつ、
持って帰っていいと言われるならば…
と、いつもの妄想。(絶対に言われない)
 
高取面取茶碗(たかとりめんとりちゃわん)に
決めました。

小堀遠州の綺麗さびのお茶碗は
手にすぅっと馴染む感触。(妄想は続く)
お抹茶のみどり色がきっと美しい。
飲み口の薄さも、私好み。(言いたい放題)
 
箱書の筆書きも独特で、
雅やかな雰囲気でした。 
 
 


(これは利休さまの黒楽にしては珍しい平茶碗)

 
 
 
おまけに帰り際、
書庫扉にも釘付けに!
 
厚さ10インチ(25.4㎝)重さ8tの
モスラー社製だそうです。
(写真は時間切れで撮れず)
 
「三井本館」と呼ばれる建物自体も
重要文化財で、また素晴らしい。

 
色々見どころが山盛りな
三井記念美術館。
 
是非お運びください♪

  
#へうげもの 読まなくちゃ
#綺麗さび の美しさよ
#茶道具 
#拝見好き
#美術館は学びの場
#知るは楽しい