コロナ禍中の2020年、世界的な人気になり、その後、主役を演じたカップルがリアルに結婚したことでも話題にもなった≪愛の不時着≫を今更、見ました。
見てすぐ、このドラマが人気になった理由がわかりました。中でも1番はやはり主人公の2人(ユン・セリとリ・ジョンヒョク)の恋愛模様。
北朝鮮-韓国という軍事的・政治的な“ロミジュリ効果”と、韓ドラ特有の“キュンキュン”シーンが見る人の心を引き付けたのだと思います。
そんなキュンキュンシーン。
様々ありますが、その中でも1・2を争うのがドラマ終盤にある≪リ・ジョンヒョクがユン・セリに傷を見せつける≫シーン。
このシーンは本当にキュンキュンで、多くの視聴者が虜にされていると思います。が、しかし、私はその演技を見てふと思いました
「傷を見るが初めての設定??」
と。ドラマの初盤であればその設定も納得できるのですが、ドラマは終盤。
しかも2人は想いが通じ合っており、2人きりで1つ屋根の下で何日か過ごしています。だから私は
「なぜ傷の存在を知らない?」
と思ったのです。
日本のドラマだと、こういう場合≪ヤルことはヤッてます≫の演出がだいたい入ります。男女が半裸で目覚めるとか。仮にそんな場面がなくても、だいたい妊娠します。
特に、今回のような生き別れの物語では
①別れた後に妊娠発覚、出産し育てる
②別れ間際に妊娠を知るも黙って出産し、育てる
この2パターンが王道な気がします。
でも、このドラマは違った。≪キスはするけど、それ以上はしてませんスタイル≫
文化的価値観の違い?
ストーリー展開の都合?
ま、でも、どっちでもいいです。
キュンキュンさせてくれたので。