こんばんは
人生を楽しく豊かにする食の専門家
管理栄養士 神田です
昨日、糖尿病の方に食事のカウンセリングをしてきました。
「食事量を今より、半分にすればよくなる」と主治医に言われたそうです。
簡単に半分に減らせば良いと言いますが、
この方の食事量を知っていて言っているのでしょうか?
仮にFさんとしましょう。
Fさんの食事
朝:欠食
昼:もち麦おにぎり1個 納豆1P ブロッコリー 少量
夕:もち麦おにぎり1個 納豆1P ぶっろこりー 少量
血糖値が下がらないから、このような感じの食事を続けているそうです。
それでもさがらない・・・
それなのに、減らしましょう!と言われたら
Fさん
生きる希望がなくなってしまったそうです。
ちなみにもち麦おにぎりは白米と混ぜてではなく、100%もち麦のみ。
しかも、冷たいもち麦おにぎり。
なぜそうしていたか
・もち麦が血糖値の上昇を抑える
・白米は血糖値を上げるから体に悪い
・冷たいもち麦の方がより、血糖値の上昇が緩やか
そもそも冷たい主食は美味しくないですよね。
もち麦だけでは食感も微妙
ここ数年、食事を楽しい、美味しいと思ったことがないそうです。
Fさんから一言
孫と一緒にいたいから、まだまだ長生きはしたい
でも、糖尿病の治療が続けられるか不安
これで本当に、Fさんのためになっているのでしょうか?
食事のカウンセリングをしていて感じることは
お相手の方が、続けられないと意味がない
今回は
ご飯とみそ汁をおすすめしました。
そして
ちゃんと温かい食事を
よく血糖値の急上昇を抑えるために
サラダを召し上がっていらっしゃる方が多いです。
サラダが好きなら良いですが
いやいや食べるは、体には良くありません。
ストレスを感じますね。
しかもドレッシングなどで、余分な油をとってしまったり
冷たい野菜はかえって、体を冷やしてしまう原因にもなります。
具沢山の温かいおみそ汁を
最初に1口召し上がっていただくだけで
気持ちがホッとし
食べ過ぎを抑えられます。
もちろん温かい物を召し上がるので、
体の中から温まりますね。
食事は単純に減らせばよいというわけではありません。
何をどれくらい、どのように食べるかが大切です。
是非、美味しく、楽しみながら毎日のお食事を召し上がってくださいね
ではまた明日
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