こんばんは
人生を楽しく豊かにする食の専門家
管理栄養士 神田です
健康相談にいらっしゃるかたは、ほとんどお一人が多いですが
時々、ご夫婦でいらっしゃることもあります。
理由
食事を作るのが奥様だから、作る人が食事の説明を聞いたほうがよい
2パターンのご家族がいらっしやます
①奥様がしっかり食事の話を聞いているので、ご主人も実践しようと心が動く
②奥様は一生懸命なのに、ご主人は全く聞く耳を持たない
(たまに健康相談中、夫婦ケンカが始まることも)
実は私の父は、②のパターンでした。(今は①)
私が小学生の頃、膵炎で入院し、手術しました。
一生涯分のお酒を飲んで、膵炎になってしまったので、もう1滴も飲酒はできません。
今は、ノンアルコールビールがあるから、それで楽しんでいますが
当時は大変でした。(30年も前の話ですが、今でも覚えています)
私が栄養士になろうと思ったきっかけが、父の病気だったからです。
②を①にするにはどうしたらよいと思いますか?
奥様が食事作りを頑張り過ぎないということ。
どうしても、作る側は相手の健康を思って、野菜料理を作ってみたり、家族と別のおかずを作ってみたり
とっても頑張っていらっしゃいます。
それだけ、ご主人のことを思っていらっしゃるんです。
お話を伺っているだけで、素敵な家族だな~と思います。
ただ、奥様1人が頑張っても、ご主人に食べてもらわなければ、意味がない。
こういうとき、どうしたらよいか?
ちょっとほったらかす。(もちろん、時と場合によりますよ)
そして、あれこれ作らなくて良いです。
シンプルにご飯とみそ汁とちょっとのおかずにしてみてください。
かなり作る手間が省けるので、奥様の負担が軽くなります。
どうしても、頑張って作っているのに、食べてもらえないと、悲しくなりますよね。
しかも、相手のことを思っているから、余計に・・・
食べてもらえないことに、腹がたってしまう(私だけ??)
ただ、食事を気を付ける=食事制限や禁止・我慢と頭の中で思ってしまうので、
食事に対してマイナスのイメージを抱いてしまい、食事を気を付けることが嫌になることがあります。
心配をすることはもちろん大事です。
愛する人の健康ですからね。
ただ思いが強すぎると、反発してしまいます。
このさじ加減が、うまくいくと食生活を改善していこうと、気持ちが変わっていきます。
ちなみに、父は野菜ばっかりの食事が嫌、お酒が飲めないのが嫌ということで、家に帰ってこなかった時期もあります。
結局、具合が悪くなり、自宅に戻って、母の食事を食べるようになりました。
だから、今も元気です。(心筋梗塞にもなったけど・・・)
今回は奥様からご主人ケースでお伝えしましたが、
ご高齢のご家族やお子様にも当てはまります。
食生活の改善がうまくいくには、お互いの食生活への思いの温度が同じであることが大切。
これは、家族だけでなく、食生活のサポートをする私も、食事相談にいらっしゃった方と同じ温度でなければうまくいかないんです。
あなたの伴走者でいられるよう、食生活のサポートを目指しています!
ではまた明日
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