人生を楽しく豊かにする食の専門家
管理栄養士 神田です
今日は、私のところに食事の相談にいらしたGさんについて
Gさんはとても健康なかた
風邪もほとんどひかず、ご本人もとても元気と自信あり
そのため、健康診断も2~3年受診していなかったんです。
しかし、
久しぶりに健康診断を受けたら・・・
なんと
血糖値が高かったとのこと
そして・・・
主治医より、糖尿病と診断されてしまったみたい。
かなりショックだったそうです。
糖尿病と言われてから、ご飯🍚を減らし、自分なりに食事のコントロールを開始。
とにかく、ご飯を減らすために、おからパウダーをいろいろなものにかけて召し上がっていたそうです。
お通じが良くなった、満腹感が得られるようになったから、間食が減ったとのこと。
体重も減ったみたいです。
確かに、おからパウダーを入れることによって、胃で膨らむので、満腹感は得られます。
食物繊維が補えるから、便のカサは増えます。
さて、ここで一緒に考えてみましょう
この食生活をいつまで続けられるか
血糖値を下げるために、食事を工夫することは大切です。
食べ方や内容を見直すことが、血糖コントロールに役立つからです。
ただ、血糖コントロールは血液検査の数値を下げるためだけではありません。
一回、検査結果が良かったから、また今まで通りの食事に戻していいわけではないんです。
数値を下げることだけがゴールではないということ。
一生涯、自分の体にあった食事をし、健康を維持すること、
病気がそれ以上進行しないようにすることが、食事の役割です。
Gさんに、おから生活はいつまで続けられるか尋ねたところ、次回の血液検査の結果が良くなるまでとのことでした。
実は、私も以前、糖質制限をしていたとき、生のおからをご飯、味噌汁、おかずなど、全部に混ぜて食べていたんです。
確かに、満腹感は得られます。
ただ、食事を楽しめなくなりました。
味はほとんど変わりませんが、食感がぼそぼそとうか、ざらざらというか・・・
私たちは、食事を美味しいと感じているのは、
味覚や視覚、嗅覚だけではありません。
触覚や聴覚でも楽しんでいます。
五感で楽しんでいるのです。
だから、五感で楽しめないと、続けられないのです。
Gさんへのご提案
おからご飯を辞め、雑穀入りご飯に変える。
食物繊維を補えるという点は同じ。
雑穀にしたほうが、ビタミンやミネラルが補える。
噛む回数も増える。
おからよりもメリットが多いのです。
おからは、卯の花など、おからを使って美味しいおかずに使っていただくようにしました。
Gさんは、おからご飯にしなくて良いとお伝えしたら、喜んでいらっしゃいました。
ご飯が好きなのに、本来のご飯の美味しさを楽しめなかったことが、とても残念だったそうです。
食生活改善で大切なことは、
食生活を変え、それを一生涯続けられるかです。
私のおすすめは「雑穀ご飯&具沢山みそ汁」
特別な食事ではありません。
雑穀が苦手なら、白米でもOKですよ。
健康や美容のために、食事に無理をしていたのなら
無理しない食生活に戻していきましょう。
無理をしている食事はストレスが溜まります。
ストレスは健康に1番良くありません。
自分の体のことを大切にする方ほど、頑張り過ぎてしまいます。
そして、シンプルな食事とは違った食べ方をされていらっしゃる方が多いです。
空回りになってしまい、食事を気を付けることに疲れてしまいます。
私は、そのような方々に、シンプルな食事「ご飯とみそ汁」で良いんだよ!とお伝えしていきたいです。
是非、食事を美味しく楽しく、召し上がってくださいね。
ではまた明日
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