こんばんは
健康食育シニアマスター 管理栄養士 神田です
最近、私、間食が減ったんですよ
食べようかな~って思うときもあるけど、「そんなに食べたいわけじゃないから、ま~いいかな~」って思えるようになったんですよ。
以前の私は、チョコ、クッキー、ナッツ、チーズなどなど
ひどいときは菓子パン。よく食べていました
ストレスがピークの時は食パン1斤、ドーナツや菓子パン5個のと食べている時期も・・・このときは気持ちも荒れ放題だったからですが
今は無理してるわけじゃないんですよ。時々、ケーキやアイス
も食べますよ。
でも欲しくなくなったんですよ~
あの間食の欲しさはなんだったんだろうって今は思います。
いつから間食が減ったかというと
昨年の8月後半頃から「雑穀ご飯+具沢山味噌汁」中心にしてからです。
もちろん、一気にではないです。徐々に徐々に。間食が減っていきました。
今日、間食の話を書こうと思ったのは、間食が辞められないというご相談を受けたからなんです。
私は週2回ほど、栄養相談をしています。
昨日、糖尿病で間食が辞められないという方がおみえになりました。
私は、栄養相談の45分設けているので、ゆっくり相手の方のお話を伺うことができるんですね。
最初は間食が辞められないのですが、どうしたらいいでしょうか?というご質問でした。
私は、相手の方の生活スタイルや食事への思いなどを知りたいので、
どんなときに食べたくなるのか?
毎日どんな食事をしているのか?
など、お尋ねしながら、いろいろお話してもらっています。
昨日の方の場合、ご家族から、間食をしていないか毎日見張られている。家を出た子供から、間食はしていないか?と電話がかかってくるとか。
聞いていただけで、こちらがビックリしてしまいました~
もちろん、食生活の改善には家族の協力は必要です。
あったほうが、励みにもなり頑張れます。
ただ、間食をしたらダメ、ダメ、ダメを、言われ続けたら、ストレスになってしまいます。
強いストレスを感じると、自律神経のバランスが崩れてしまいます。
自律神経が乱れると、ホルモンバランスの乱れ、体の代謝機能の低下、体の不調をきたし、太りやすくもなってしまいます。
自律神経には交感神経と副交感神経があります。
ストレスが多いと、交感神経が優位になっているので、副交感神経を優位にすると、自律神経のバランスが整います。
副交感神経を働かせるには、意識した呼吸やリラックス状態もありますが、
実は、食事をするだけでも副交感神経を働かせることができるんですよ
コツがあります
ゆっくりよく噛んで食べること
そして、セロトニンと言われる「幸せホルモン」を、どれだけ多く体内で作り出せるかで変わってきます。
セロトニンは、自律神経のバランスを整え、ストレス症状を低減する脳内ホルモンです。
セロトニンは「トリプトファン」という必須アミノ酸(体で作られないので、食事から摂取するアミノ酸)から、体内で作られます。
トリプトファンが多い食材は、肉・魚・大豆・乳製品などのたんぱく質を多く含むものです。
実はお米をはじめとする穀物にも、トリプトファンが含まれているんですよ
また、トリプトファンからセロトニンを生成する際にも、炭水化物が必要なんです
昨日の方はストレスが多いので、まずは自律神経を整えていただくために、「ご飯+具沢山味噌汁」をおすすめしました。
普段お忙しくて、自分の時間ももてないとのことだったので、まずは、夕食だけでも自分のための時間として20分かけて食事をするようにお伝えしました
これなら、できそうだわと笑顔で帰られました。
本当は、栄養指導=怒られると思っていらっしゃたそうです
食事は制限、禁止があると、ますますその反動で食べてしまいます。
食べ方のコツさえわかると、徐々に間食が減らせますよ
間食がやめられな~いというかた
食パン1斤、ドーナツ
や菓子パン5個
食べていた、私でも、間食を減らせました
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ではまた明日