放蕩占い師の雑学説法 -15ページ目

放蕩占い師の雑学説法

私は、大阪を拠点に手相鑑定で生計を立てています。
そんな私の日常の出来事や各地で出会った人たちのこと、そのほか不思議な話や怖い話を関西人特有のテイスト?でアップしてゆきま~す

さてさて・・・固定電話に関しては、泣く泣く3ヶ月先に取り付けることとなり・・・ガーン


その間を円滑に進めるために、携帯電話を人数分用意することにしました。

固定電話は、かなり時間がかかるのに携帯はどんどん開発が進んでいる・・・なんて国だよ・・・


久保と現地社員のマリオに携帯の契約を命じて、私はトイレに向かいました。

頭にきたら、急に腹が痛くなってね・・・ガーン


んで、トイレに入りました。


「?」

なんか変やぞ!?


手洗いがあって、便器があって、何ら普通のトイレと変わらない・・・

しかし・・ちょっと臭い・・・

「マリシオさん、ちょっとトイレが臭いんやけど・・?」

『あぁ!!ブラジルには、水に流せるトイレットペーパーが無いんです。だから、お尻を拭いたら、備え付けのバケツに捨てるようにしないとダメなんです』

なぁ~るほど・・・そんな国って他にもあるよね~~~


それがこの国の流儀なら仕方が無い・・・

そう思って改めてトイレに・・・


ベルトを外して、ズボンとパンツをずらして、さぁしゃがもうと思った瞬間!!


「ちょっと待てぇ~~~~~ぃ!!!」


便座が無い!!!


便器はある!フタもある!!なのに便座が無い!!!

このままでは、便器の中にスッポリおヒップが、もぐりこんでウンコどころの話ではない!!

しかし・・・なぜ!便座がないのだ!!!

コーヒーにクリープが必要なように、便器には便座が付き物のはず!

これでは、徹平の居ないWaTは、ウェンツひとりでコメディアンになったようなものだ!!

これはミステリーに違いない!!


私は慌ててズボンを引き上げ飛び出した!!

「なぜ!便器に便座が無い!!まさかブラジルには便座がありませ~んって言うんやないやろな!!プンプン」


その問いに答えたのはご存知マリシオである。

『バッテラさ~ん、ブラジルでは便座は買わないとありませ~ん。家具なんかと一緒で、引越しなどの時に持っていくんですよ~』


・・・・なぁにぃ~~やっちまったな!!!(もいいよ)


便座がこの国では、それほど重要な位置づけされているのなら仕方がないガーン

しかし、私が頭に来たのは、すでにケツを拭いた紙が、いくつかバケツには存在しており、マリシオたちはすでに2~3日前からこのオフィスに居たことは明白!!

ならばなぜ自分達で便座を用意しなかったのだ!!

トイレとは用を足すところであり、放尿や脱糞を主にする施設である。

予想するに、奴らは電気椅子のごとくケツを浮かして用を足していたのだろう。

奴らは、このトイレをスポーツジムのように考えているのか??ならば、それは自宅でやっていただきたい!!

まぁいい・・・このクソ暑いのに、あまり怒ると余計に熱くなるむかっ


「で・・・どこで便座は売ってるんや?」

『それなら、このビルの隣にあるホームセンターで売ってますよ』

私は通訳を連れて、ホームセンターに向かいました。


「ホンマになんちゅうこっちゃ!まさかブラジルで便座買いに来るとは思わんかったわ・・」

とか言いながら、心の中では、便座が2~3種類売っているのだろうと思っていました。


ところが!!

ホームセンターに入ってびっくり!!

巨大なセンターの約5分の1が便座で埋め尽くされていました!!!


一番高い便座で、日本円で2万円強!!

この時期のブラジルで新卒の初任給が約1万5千円であることを考えれば、いかに高価な物かわかるでしょう。

私は一番安い2千円の物を購入し、オフィスに戻りました。


いやはや・・・ウンコひとつするのにも、何かと手を焼かしてくれるガーン

ホンマになんちゅう国やねん・・・ブラジル汗


つづく

この連載も3回目となりましたニコニコ

前回の5車線に10台の車の話は、ウソちゃう~??とか、大袈裟やで~~~なんて声をいただいたんですが、全て実話です!!


そしてこれから綴っていくお話も、11年前とはいえ全てノンフィクションです。

日本では、当たり前のことが世界では、ありえねぇってことがめちゃ多いんです。ガーン

それをこれからドンドンお伝えしていきたいと思いますパー


サンパウロの訳のわからない大渋滞に巻かれながら、空いてたら15分ほどの道のりを2時間かけてパウリスタという街に到着。


パウリスタは、いわゆるセレブの街で閑静な住宅と有数のビジネス街なんです。

しかしここはブラジルですから、他の地域より幾分か治安が良いという程度ですガーン


マリシオにあらかじめ目安をつけてもらったオフィスが、ここにあったんです。

『バッテラさ~ん、オフィスビルは、2ヶ月前に建ったばかりで、とてもキレイなビルですよ~』

確かに、連れて行かれた場所は、パウリスタのど真ん中でメトロを上がった目の前!大阪で言うなら、北浜のど真ん中にオフィスを持つようなものです。


入口には鉄格子のドアがガッチリ塞ぎ、詰め所に居る警備員にIDカードを見せると「ガラガラ」と開き、ビルの入口でも防弾ガラスに張り巡らされた警備室にIDをかざすと自動ドアが開き、その奥に更に自動ドア・・・カードリーダーにIDを通して、暗証番号を打ち込みようやくビルの内部に入れる・・・なんとまぁ、手の込んだ仕組みでは有るが、治安の悪いこの国では、まさに安心できるほどの警備体制!!


その他、このビルは全てコンピューター制御されていて、不審者が侵入した場合、コントロールセンターで全ての部屋にロックが掛けられるほどの徹底振りアップ

最新のインテリジェンスビルなんです!!

ブラジルはあらゆる面で世界に遅れをとっている国ですが、建築技術だけは、欧米諸国の影響によりかなり進んでいるんです。

50階建てクラスのビルが、ボコボコあちこちに建っているほどです。


一発で私は気に入りましたニコニコ

ここならいい仕事が出来そうだ!!


『どうですバッテラさ~ん!このオフィスいいでしょう』

「うん、マリシオさん、ここに決めよう!ほかの物件は断りいれてもらえますか??」

『OK!OK!私もここがいいと思って、他は探してませ~ん』

はぁっ!?アタシが気にいらねぇって言ったらどうする気やったんやろ??

何て思いながらも、地上43階からの見晴らしにご満悦でしたにひひ


部屋は4323号・・・というのもマリシオが、勝手に契約までの段取りを決めていたので、私が代表者としてサインするだけの段階まで話は進んでいたんですショック!

部屋に入ると、オフィス用のデスクと椅子が数脚・・・

んでもって『これが領収書で~すニコニコ』・・・ガーン

まったく・・・気が利くというか・・・自己中というか・・・


さておき、やはり新築のオフィスは、気持ちがいいものでドキドキしかも、見晴らし最高!!

時計を見ると、すでに15時過ぎ・・・眼下にはブラジル銀行の立派な看板が見える。

「んじゃ、明日の朝イチで銀行口座を作りにいこう。このオフィスはメトロも銀行も目の前だから便利がいいね!!」

会社設立のためには、ブラジル国内に口座を開く必要があったのです。


その前に、電話を引かないと仕事になりません。

私はマリシオに命じました。

「早速、電話を引いてください。ここまで形が出来つつあるんで、来週から営業を本格的にスタートしましょう」

『わかりました。じゃ、すぐに私の携帯から電話会社に連絡します』


待つこと5分・・・


『バッテラさ~ん。電話会社OKです!半年先に付くことになりましたぁ~』

はぁ!?なんですとぉ~~~

半年先ってなんじゃい!!

詳しく聞くと、ブラジルの一般家庭に電話が、付き出したのは20年ほど前からで、まだまだ電話の無い家庭などが多く、日本のように昔の電電公社みたいに国家事業として確立できていないことから、電話開通の予約がいっぱい詰まってるという状態らしいですガーン


日本じゃ考えられないっすよね・・・

しかし!!このビルは、最新型インテリジェンスビルアップ電話線はすでに繋がっているはずひらめき電球

そしたら簡単な配線工事だけで、電話が繋がるはずにひひ

すぐに管理会社に連絡を取り付けるよういいました。


マリシオは、外人のように(外人なんだけど)両手を広げて、首をすくめて見せました。

『このビルには、8本しか電話線が通ってません・・・だから、半年待つしかありません・・・』

なぁに~~~~!!やっちまったな!!(死語)

このビルには、600からのオフィスが入るのに、電話線が8本ガーン

まったく訳がわからん・・・こんなすごいビルヂングに8本しか・・・

なんなの??このギャップ・・・ショック!


どうするべきか??・・・その時!!私の脳裏に一人の男が浮かび上がりましたひらめき電球

その名は・・・ダニエル

ダニエルは、日系3世のおっさんで、元々ベルマーレ平塚のフィジカルコーチをしていました。

ちょっと前から親交があり、通訳として使っていたんです。

サッカーの国際ライセンスを持っていて、サンパウロ市長とも友達だということを思い出したんです!!

こうなりゃ政治力を使うっきゃねぇ~~~~!!!

そのダニエルに早速電話携帯

「ダニエル!サンパウロ市長に話して電話をすぐに開通できるように言ってくれ!!」

『わかったよ!バッテラさ~ん!!ちょっと待ってて』

すぐに折り返し電話が来ました!!

『バッテラさ~ん!!OKよ!!市長に電話頼んだからアップ』

ことさら明るいダニエルのラテン系な声えっ

いつもはウザいその声が、今日は頼もしく聞こえるぜ!!

「んで、いつ頃付きそう??来週?」

『僕が、よく言って聞かせたからね!3ヶ月先に付くよ!!』


ふざけんなぁぁぁああ~

政治力を使ってこれかよ!!

まったくどんな国なんだ!!ブラジルぅ~~~


つづく

な~がぁい旅路ぃのぉ~航海ぉええてぇ~音符ガーン

ようやくブラジルはサンパウロに到着でつ
いや、まぢで長い26時間ガーン
身体は、バキバキですしょぼん

なんせ、エコノミーぎちぎちあせる状態での長旅でしたからねパー

出国する時には、「ブラジル便は空いてるから、ゆっくり横になって行けるよ」なんて言われて、その気になってたのに、蓋を開けりゃ年末の帰国ラッシュで満席状態ですわガーン

そんな中で約24時間拘束されたら、ジャック・バウアーでも音をあげちゃいますよしょぼんあせる

ともあれ灼熱のブラジルに降り立った途端!!
あんなに具合の悪かったのが、嘘のように引きアップめちゃめちゃ元気になりましたパー

やっぱ摂氏が40度近くあると、熱に浮かされてる頭が、気温に近くなるんで感じなくなるんですかね?
ワケ解んないんですが、着いた瞬間、風邪が治ったってこってすニコニコ

さておき、空港ロビーにて荷物を受け取り、出迎えのエージェントと合流アップ

このエージェントが、日系2世のマリシオさんパー
旅行会社の社長から、ブラジル航空の役員にまでなった人で、私らが立ち上げる旅行会社の代表を兼任してもらう予定のナイスミドルです。

車を運転してくれて、滞在中のお世話をしてくれるガイドが、近藤さん得意げ

この人は、生粋の日本人で、めちゃめちゃパワフルな70歳のおじいちゃんです。
用意されてた車が、フォルクスのステップバン車しかも年代モノ!!
これには、一同「おぉ!!!!アラレちゃんで則巻せんべえが乗ってたヤツやアップ」
喜び勇んで飛び乗りました音符

まるでビートルズが流れて来そうなレトロなオモムキでステップバンは、発射!!
眼前に広がるサンパウロの摩天楼は、驚くほどの高層ビル街で本当に経済成長の遅れてる国なのかと疑ってしまうほどショック!

空港からのバイパスを軽快に走るステップバンアップ照りつける灼熱の太陽晴れそうこれこそがブラジル!!
It's A X'mas in Summarドキドキドキドキドキドキ

しかし、暑い!!
摂氏36度は、伊達じゃないぜあせるあせる
バイパスを降りて、サンパウロのメインストリートに突入アップ

!!!!!!車が動かない!!!!!!
大渋滞であるガーン
なんでもサンパウロでは、これが当たり前なんだとか…

ブラジルの国道一号線ともいえるこの道は、広さは片側御堂筋程広く少なくとも5車線は引いてある…そこが大渋滞…まあ大阪でも渋滞は、珍しくない…??・・・ありゃ??

なんか変やぞ・・・

私は、端から渋滞している車を数えてみた
「1、2、3、4、5、6、7…8…9!?」
なぁにぃ~やっちまったな!!!!(死語)

5車線の道路に9台の車!?
ブァカか??
どう考えてもおかしいだろ!!
皆が、車線を守って列をなせば、もうちょっと渋滞は軽減されるはずプンプン
なぜそうしない!!
あと1台増えればダブルスコアじゃねぇかアップ
なんて思ってたら、右前方を赤信号を無視して1台の車が頭を出してる!!
そしてじわりじわりと大渋滞の列に合流しようとしてるでわないかプンプンむかっ
「おい!!あれは、信号無視ちゃうんけぇアップ」
そう叫んだ私に、マリシオの冷静でしかも流暢な日本語が答えてくれました。
「ブラジルでは、あれが普通ですパー事故さえしなかったら、何してもいいんですよニコニコ例えばこの車が、前の車にオカマしても、駆けつけた警察に金を払えば、前の車が悪くなるんです。なんでも金で解決できる…これがブラジルのいいところでもあり、悪いとこなんです」

とか言ってるうちに車線はダブルスコアになっちゃった・・・
なんだか訳のわからない答えに、アタシゃ呆気にとられて返す言葉が無かったっすガーン
頭に血が上ったせいか、一気に汗が吹き出てきましたあせる
そりゃそうだ、摂氏36度の上にコンクリートジャングルアップしかも大渋滞…暑くもなるわい!!
「ちょっとクーラーつけてくんない?
ガーン」
「あはは…バッテラさ~んニコニコブラジルにはクーラーの付いた車は、ありませんよ~」


なぁにぃ~~!!もういいや・・・ショック!
周りを見渡して見ると、見たことのない日本車やフォルクスが大渋滞に並び、タクシーまでもが皆一様に窓から顔を出しているシラー

一部のセレブが乗るベンツ等の高級車だけが、窓を締め切って涼しそう…

まったく…なんて国だよ…ブラジル…あぁカチワリが恋しいしょぼん


しかしブラジルという国のルーズで日本人をイラつかせるヴァカタレぶりに振り回されることになるのです。

つづく