日本の蛾の中には冬夜蛾(キリガ)と呼ばれるヤガ科の蛾がいる。「日本の冬夜蛾」が出版されてから人気が出て時期の有名産地に行くとよく同じ目的の蛾屋さんに会うことがある。
採集方法
糖蜜採集、灯火採集が効果的。基本的には糖蜜採集で完結するが糖蜜にはあまり寄せられず灯火で採集する種類もいるので目的の種類に合わせて変えるといい。
糖蜜採集はジュース、酢、酒などを混ぜた液体を木や葉に噴霧し蛾が寄せられるのを待つ。
早い時間に活動する種類が多いので日没前には噴霧し始めたい。また、糖蜜は風通しのよい場所が効果的なので鬱蒼とした原生林などでは飛来が少ないことが多い。
糖蜜材料
僕は100%リンゴジュース、酢、酒を2:1:1ほどで混ぜて撒いているがオレンジジュースなどでも飛来する。黒酢や黒糖、カルピスなどを使ったレシピもある。
条件
キリガのよく集まる条件は時期によって違うので順を追って説明する。
秋 秋の糖蜜採集は暖かすぎると活動が鈍るようである程度気温が下がるような日がいいと思われる。
ただし初秋の高標高地などでは気温が下がると数は減るように思われる。
春 春の糖蜜採集、灯火採集では気温が暖かめの日がよく集まるように思われる。2月頃の越冬明けのキリガたちも暖かい日によく採集できる。
シロスジキリガ 9月群馬県
糖蜜、灯火両方に飛来する蛾。
ムラサキハガタヨトウ 10月長野県
初秋の草原で糖蜜、灯火で得られる。
ヤマトハガタヨトウ 12月静岡県
イチイガシを食す照葉樹林の蛾。
タカセモクメキリガ 4月山梨県
カラマツを食す春の星4キリガ。



