不安との戦い方 | 毎日ハッピーに

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心配事や不安があっても、あえて考えない


不安や心配、不平不満といった心の動きは、自分の外側からもたらされることに対する反応です。 

外的環境は、いつも自分が期待するとおりのお膳立てが整えられているわけではありません。そんな人生の「どうにもならなさ」を、にかしようと思わないこと。自分の思いどおりにならないことに対して、どうにかしたいと思う心のとらわれを捨てることです。


そのためには、目の前の出来事に一喜一憂しないことが肝心です。困った事態も、苦しい状況も、「しょうがないな」と、あるがままに受け止めましょう。そして、クヨクヨと無用に悩む時間を減らしましょう。ましてや、怒りにまかせて誰かを責めたり、うまくいっている他人を妬んだりすることは、自ら不幸のスパイラルに飛び込むようなものです。


目の前の不平不満にとらわれるのではなく、明るい要素や感謝すべきことに目を向ける努力をすることが、人生の幸せへの第一歩です。前回記事で紹介したお釈迦様の言葉どおり、人間は、自分の心の向いた方向に人生のエネルギー、すなわち運気が運ばれます。その結果を私たちは「運がよい」とか、「運が悪い」とか呼んでいるだけなのです。



東洋経済オンライン・大阿闍梨、慈眼寺住職の記事の一部抜粋