唇美容液兼リップベースとして使っているのはあの有名なディオールのマキシマイザー。
ストックもしている溺愛アイテムです。

 
とまあ溺愛と言いながら一途にマキシマイザーだけを使い続けていたわけじゃなく、
クラランスやイプサのリップベースを使ったこともあります。笑

この3つに共通しているのはどれもグロスのような液体タイプであるということ。


今回初めて固形タイプのリップベースを購入しました。
 
 

CHICCA スムージングプロテクトリップベース(¥2,800+tax)
SPF19・PA+


公式サイトで"唇用化粧下地"と紹介されていて、
マキシマイザーのような美容液も兼ねているタイプのものとは系統が違います。



今回どうしてこれを使ってみようと思ったのかというと、
グロス系リップベースにマットリップを合わせるとリップが上滑りしてしまう感じがあったから。
余計なグロス分をティッシュで押さえてもリップペンシルを使っても、
ちょっとだけ気になる時があったの。
 
 
この上滑りうんぬんは完全に好みの問題。
それにものすごーく気にしていたわけでもないので今まで放置していたのですが…
 
 
CHICCAに行った際こちらをBAさんに勧められ使ってみたところ、
うっすらとしたツヤを出しつつ、滑りの悪い膜を作るリップベース。
この仕上がりなら乾燥も上滑りも防げ、
マットリップの質感を壊すこともないんじゃないかと思ったんです。
 
 
 
見た目は色つきリップクリームのようですが、
バームをがっちり固めて作ったような硬さのあるリップスティック。
 
硬いといっても塗りにくいことはなく、
先端部分0.001ミリ分ぐらいが体温で溶けて唇を覆ってくれます。
0.001はテキトーな数字ですが(笑)それだけ薄くつくということです。
 
 
まるでロウのような硬質で控えめなツヤは、
思った通りマットリップの邪魔をしません。
 
それにやっぱりグロス系とは違ってリップのフィット感が高いですね~
リップペンシルなしでもリップが付いて欲しい場所にしっかりのってくれます。
 
 
メントール入りということでスースーする感じはあるけれど、
少しだけなので清涼感が苦手な人にも使いやすい部類だと思う。
 
 
 
色味はこちら。
 
 
ほんのりコーラル系。
 
素の唇の色が薄かったり血色が悪い唇も、
メイク感ゼロなのにとっても可愛い唇になるので、
リップをつけない日のリップクリーム代わりにしても良し。
SPFが入っていますしね☆
 
 
 
系統が違うので比べる意味はあまりなさそうだれど、
マキシマイザーと比べてみたところを一応。
 
 
当たり前なんですけど、ツヤが違います。
 
 
マキシマイザーにもプロテクトリップベースにも縦ジワを目立たなくさせる効果がありますが、
目立たなくさせる手段は大きく違います。
 
 
マキシマイザーはカプサイシン入り。
そして唇の上では見えないけれど極小パールも。
唇を内側からふっくらさせて、
さらにパールの光拡散効果で縦ジワを目立たなくさせるタイプ。
 
プロテクトリップベースは、
ロウのような膜で表面から縦ジワを埋めて目立たなくさせるタイプ。
使う時は縦ジワをしっかり埋めるために縦に動かしながら塗るのがベストです。
 
 
マキシマイザーって唇の皮がめくれてたりしても塗っておけば硬くなった皮も柔らかくなるし、
塗ることで乾燥していた唇が潤う、言うなれば"攻め"のリップベース。
 
それに対してプロテクトリップベースは、
コンディションの悪い唇を良い状態には導いてくれないけれど、
コンディションのいい唇を長時間保ってくれる"守り"のリップベースです。
 
 
 
単品で使うには購入時期をミスしたかなーと。
 
ただでさえ乾燥しやすく皮剥けしやすい時期なので、
どちらかひとつしか使えないならマキシマイザーの方が安心感があります。
そもそもCHICCAからはマットリップ出てないし、
ツヤリップと組み合わせて使うために考えられたものですもんね。

でもマットリップにはプロテクトリップベースと組み合わせた方が塗り心地が好み。
 
 
ということで今はダブル使いをしています。
夜寝る前にマキシマイザーを塗って、
夜の内に唇ケアを。
朝、フカフカの唇を保つためにプロテクトリップベースを塗ってマットリップ。
こんな感じで自分の好みを満たしています。
 
 
 
おわり。