アニメ映画「走れメロス」ED

そのままの君が好き 小田和正

http://www.youtube.com/watch?v=2vZ0e3vKljs


そのまゝの 君が好き どんな時も 変らないで
いつも 遠くを 見ている 大きな心が好き

弱いのは 君だけじゃない その涙 僕が拭く
そんなに 追いつめないで 誰れも 君を 責めないから

しずまれ 心を吹きぬける風よ
やがて時はゆく ひとりにさせない
その手を離さないで 冷たいね 哀しいね

君がゆく 僕がゆく すべて 包んで 時はゆく
果てしなく 続く道 誇りを胸に抱いてゆく

追いかける夢は 流れる時の
絶えることの無い 波に揺られて
何も 見えなくなる 僕らだけ 残されて

同じ時を生きて 同じこと感じて
不安な気持に 息をひそめてる
こゝにいるから いつもいるから
この腕の中へ 駆けてきて

追いかける夢は 流れる時の
絶えることの無い 波に揺られて
何も 見えなくなる 僕らだけ 残されて

しずまれ 心を吹きぬける風よ
やがて時はゆく ひとりにさせない
その手を離さないで(今は)その手を離さないで

そのまゝの 君が好き どんな時も 変らないで
いつも 遠くを 見ている 大きな心が好き

君が 僕の中にいること いつも忘れないで
誰れかが いつも 見ている 走り続けてゆく 僕らを
たまには、学術的な話をしようか。
もっとも、テストには出ないような話だが、多分人生の役には立つ。

医療従事者(医者とかそのへん)の特権は
「相手の悩みを気軽に聞ける」
ことにある。
(教えてくれるとは限らないので「相手の悩みを知れる」ではない)

この辺は心理学の分野になるんだが、
「悩みを話す」ってのは実に重要かつ、危険な行為である。

「弱みを知られる」ことであり、同時に、
「弱みを見せられる相手」と無理矢理認識させる行為なので。

(「自分がしたことは間違ってない」と思いたいので、話した相手は「信用できる相手だ」と思いこむ。一種の防衛機構である)

更に「悩みを打ち明け合う」と、「この人は自分を信用してくれる」→「だから私も信用して大丈夫」と相乗効果を起こす。
知識のない善人ほど引っかかるので、新興宗教のセミナーなんかで多用される。本気でタチが悪い。


ついでに、個人レベルで「悩み相談~」とかやりだす人も困りものであったりする。
あれって「悩みを聞いた分、こっちの悩みを言っても良いだろう」だったり「俺には悩み相談されるだけの度量がある!」って一種の優越感から、自分を満足させたいケースが多いので(自覚あるかはさておき)。
(あとは悩んでる姿を見せて、母性本能を刺激する出会い厨とか。新興宗教と同じような手口な)

だってねぇ…
悩みって本来は「聞く」だけでも相当大変で、「解決」となったら大変ってレベルじゃなくて不可能に近い。
知識不足なだけならともかく、本来正解のないものを他人が「解決」するのは無理な話である。
「解決した!」って思った場合の大半は「言いくるめられた」だと思って良い。

不特定多数の悩みを「聞く」だけでどれだけ大変かは、某夜回り先生を思い起こせばいい。
日中、固定の仕事を持たずに専念して、それでも時間が足りない。
相談依頼を受けてから、対応できるまでに何時間待つか。待った上で、何分間対応できるのか。

それでも夜回り先生はまだ良い。教師として同年代を見てきた経験と、恐らくは知識があるから。

人間の時間は有限なので、何かを学べば何かを学ぶ時間が無くなる。
(稀に非常に効率の良い人間や、全く学ばない人間が居るが割愛する)
統計的な知識もなく、自分の人生経験(それも、大して深くない)だけで「悩み相談に乗る」のは、大変危険である。
(それを知っている人間は、相談で助言を求められても極力、知識と経験の「例示」に留める)

何でこんなに「個人レベルの悩み相談」をうるさく言うかというと、そーゆー人に関わったせいで「悪化した」例を知ってるから。
年と共に、それなりに「自己」が確立されていれば大した害はない(そもそも、そんな人に相談しない)のだが、自己を確立していない場合は抵抗力がないので酷く危険なんである。
いや、飲み屋の酔っぱらいの方がその場限り&人生経験ある分まだマシなんじゃないかってくらいに。

悩みってのは別に、事情を知らない人の的外れな助言なんてなくても、話して共感してもらえただけで相当楽になる。
どのみち、実行するのも、その結果を受けるのも自分なので。
(知識不足の場合はその限りではないが)
だから「相談して楽になった」のは「良い助言を貰えたから」ではなく「聞いて貰えたから」であることがままある。


なんか話それまくったな。済まない。個人レベルで相談乗って、超適当に美辞麗句並べてる人種が嫌いなので。
(その瞬間を誤魔化すだけで大して意味がない&本人は良い事してるつもりなので始末が悪い)
自分の無知で自分が不幸になるのは自業自得でも、そこに他の人間を巻き込むなと。


とまぁ、上記のように「素人がいい加減な知識でやってる」んじゃなくて「この人は専門家だから大丈夫」って見られるのが医療従事者の特権。

勿論、専門家故に正しい知識を提供する義務があり、言動には責任が伴う。
聞いた悩み(弱み)は、「他言しない」という守秘義務も負う。
数々の制約があるからこそ、「悩みを気軽に聞ける」し、話もしやすい。



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私が、私の満足するレベルで、「個人」として「悩みを聞ける」のは、1人から数人だろうな。
全ての制約をとっぱらわれる分、全力で応対出来るのはそんなもんだろう。
まぁ、嫁枠と子供枠ってやつだよな。常識的に考えて。生涯独身かも知れないが