ひとりで。
夜になると。
なんで?って。
なんで?って。
なんで?を、繰り返す。
なんで、あの時。
なんで、私は。
なんで、あのひとは。
なんで?を繰り返して、
変えられないこと
変えられるかもしれないこと
を
見つけ出そうとしては
指の隙間からこぼれ落ちる砂を
つかむような感覚に陥る。
鈍感になろうとする行為が
敏感さをもたらすのならば
本当は
鈍感になっていく自分を恐れているから
なのかもしれない。
私が。ただ。私が。
鈍感だと思うだけなのだけれど。
誰かに。
好かれている時も
好かれていない時も
どこかに行かなくてはならないと思うのならば
誰かに好かれることも
好かれようとすることもやめればいいのに。
でも、誰かに好かれたいと願うのだから、
それを受け入れて、
ただ、誰かに、好かれたいと願うだけの人生が
いちばん幸せなのかもしれないと思う。
誰かに好かれて、それを、受け止めたい人生だった。
誰かに好かれたいと願うことを望むのは、
受け止める自信がないからだった。
それで、いいや。と。思うのは。
なんで?
なんで?を繰り返して。
そして、夜が明ければ、
誰かに好かれたい一日が、また始まるよ。
あしたも。あさっても。その次も。