初めては初めてじゃないと嫌だと思った。


心が震えて、私の全てが集結して
伝わって欲しいと祈って目を閉じた。


唇を閉じ込めたら、あの子が見たがってる世界も、私が思う世界に閉じ込められるかもしれないと。


手を広げてたのは私。


すり抜けていった先に見たのは普通。



当たり前を受け入れるために、
どれだけ歳月を費やしても、
当たり前がわからないよ。まだ。


健やかに。次の当たり前を。貴女が。