私にとって、男の人はチーズみたいな物だと思う。
昔からチーズが苦手だった。
独特の匂いや食感。
たまに給食で出てくるけど、
残す事は許されず、無理やり飲み込んでた。
かと言って全てのチーズが苦手なわけではなく、例えばピザは大好き。
我が儘だなと思うけれど。
思えば彼はピザに乗ってるチーズだったのかもしれない。
日々10時間同じ空間で過ごし
毎日のように終電がなくなるまで2人で飲み明かした。
2人で映画を見ては感想を言い合い
お互いの感じてる事を飽きもせず語り合った。
動物園に出かけて、
一緒に水中で寝るカバを取り憑かれたように眺めたり。
「一緒に旅に出よう。
あなたと一緒に同じ景色が見てみたい。」
彼はそう言った。
私はパスポートを申請した。
けれど、旅には出なかった。
彼が私に好意を抱いている事に気付かないフリをし続けていたし、
彼自身が私を束縛する事は望んでいなかったと思う。
しばらくして、彼は、
私の前からいなくなり、
1人で旅に出た。
半年ほど経って、
見違える程日焼けして痩せた彼と会ったけれど、
その時の彼は、もはやピザの上のチーズではなかった。
寂しいなんて、感じてはいけないと思った。
私は旅に出ていないのだから。
ピザの上のチーズだった彼と
長い時間をかけて語り合った事
お互いの人生は何周目なのか。
私は2周目だと言ってくれたけれど。
今でもよく考える。
私の人生は何周目で、
あなたの人生は何周目なんだろう。
人生の岐路に立った時、
私が会いたいと思うのは、
彼なのだという事に、気付いてみたりして。
会いたい。
話が聞きたい。
聞いてもらいたい。
だから
私も旅に出ようかな。
ひとりで。
https://twitter.com/eimonize
昔からチーズが苦手だった。
独特の匂いや食感。
たまに給食で出てくるけど、
残す事は許されず、無理やり飲み込んでた。
かと言って全てのチーズが苦手なわけではなく、例えばピザは大好き。
我が儘だなと思うけれど。
思えば彼はピザに乗ってるチーズだったのかもしれない。
日々10時間同じ空間で過ごし
毎日のように終電がなくなるまで2人で飲み明かした。
2人で映画を見ては感想を言い合い
お互いの感じてる事を飽きもせず語り合った。
動物園に出かけて、
一緒に水中で寝るカバを取り憑かれたように眺めたり。
「一緒に旅に出よう。
あなたと一緒に同じ景色が見てみたい。」
彼はそう言った。
私はパスポートを申請した。
けれど、旅には出なかった。
彼が私に好意を抱いている事に気付かないフリをし続けていたし、
彼自身が私を束縛する事は望んでいなかったと思う。
しばらくして、彼は、
私の前からいなくなり、
1人で旅に出た。
半年ほど経って、
見違える程日焼けして痩せた彼と会ったけれど、
その時の彼は、もはやピザの上のチーズではなかった。
寂しいなんて、感じてはいけないと思った。
私は旅に出ていないのだから。
ピザの上のチーズだった彼と
長い時間をかけて語り合った事
お互いの人生は何周目なのか。
私は2周目だと言ってくれたけれど。
今でもよく考える。
私の人生は何周目で、
あなたの人生は何周目なんだろう。
人生の岐路に立った時、
私が会いたいと思うのは、
彼なのだという事に、気付いてみたりして。
会いたい。
話が聞きたい。
聞いてもらいたい。
だから
私も旅に出ようかな。
ひとりで。
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