知床で起こっている、「ヒグマ撮影問題」
世界自然遺産となった知床に、たくさんの観光客が入り込み、
偶然出会うクマさんを近くで撮影したり、
ペットのように餌をあげたり。
その結果、クマがヒトに慣れ、ヒトの世界に入り込み、
ゴミをあさったり、ヒトに付きまとうようになったり、
最悪、ヒトを襲ったりするようになってしまったため、
ある一定基準を超えた行動を頻繁に繰り返すクマについては
「ヒト世界側に大事が起こらない前に」捕殺してしまうシステムが
産み出される一方、人間側の意識・行動が変化しないため、
人馴れを起こすクマが絶えず現われ、
結果として、たくさんのクマの生命が失われている問題です。
知床ヒグマ撮影問題を知ったのは、このブログ。
FBで知床財団のページをフォローしてしまったほど、
この問題に大きな興味をもちました。
さてそんな昨日、強烈なシンクロが起きました。
昨日も子連れの母熊が捕殺されました。
それが、午前９時半ごろです。
奇しくもこの記事を読み、
この記事に書かれているクマを知った時間帯にぴったり重なるのです。
捕殺されたのは、この記事に書かれていた子でした。
そのニュースが流れてきたのは１６時ごろでした。
こういう時、シンクロニズムで生きているヒトの直観は恐ろしいですね。
でも、そのシンクロが起きる、ということは、
そこに自分の生命が知っている何かが言語化されようとしているサインでもあります。
自分の内側から湧き上がってくる強烈な悲しみを感じ、
エネルギーワークを通じて、解放していきながら、
そこにある自分が受け取るべき「メッセージ」を探っていきました。
「ヒト世界」で良しとされている愛し方が、
実際は何を産み出しているか。
ということをヒグマが鏡となって、
行動を通じて教えてくれていることは確か。
これは基本的な宇宙の法則です。
そこから伝わってきたものは、
「生命への愛の鈍化」でした。
ヒト世界では、科学とテクノロジーが発達し、
さまざまなモノが日々生み出されています。
その中で、鈍化しているのが「生命とのかかわり方」。
言い換えれば、「生命の本当の愛し方」です。
スピリチュアル的に言い換えると、「より真の、生命の愛し方」へ向けて、
ヒトの意識が動き始めている、と言えるでしょうか。
先日も食にまつわる「最先端」の動向を知る機会がありましたが、
「ヒトにとって食ってなんだろう？」と感じる話題がたくさんありました。
その中で、専門家からこんな発言が。
「まずやってみる。倫理的なことは最後に考えればいい。」
アイディアを現実化し、結果を現実化し、問題を起こすことで、
初めて倫理的なことに目を向け、考えることができるようになる。
という、思考フレームに移行しているヒトがいることを知りました。
感情的にとらえてしまうと、「あり得ない！」となってしまいますが、
（私もその一人・・・）
冷静になって、考えてみると、
過去２０００年通じてきた倫理的な価値観のエッセンスだけが残り、
進化しようとする兆候、とも受け取れました。
宇宙・地球をつないでいる「生命」という高度で精密なエネルギーの営みに
ヒトはどこまで、どのようにかかわることが許されるのか。
アトランティス時代に問われた課題が、
今また、再現され、
今の地球のエネルギー次元で修正しようとしているんだな。
と思っていたところに現われた、今回のシンクロ。
奇しくも新月明け、ドンと来ました。
クマはアイヌの世界で「キムンカムイ」という
勇猛な神様なんですよね。
【追記】
昨日朝、最初にこの記事を読んだ後、
FBを通じて、こんな言葉と出会っていたことに気が付きました。
LINEで友人たちに共有していた時間を見ると、
やっぱり、この子が捕殺された時間付近でした。
マザーテレサの言葉です。
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喜びこそを分かち合う
富やお金は、わたしたちを豊かにはしません。
わたしたちを豊かにするのは、
わたしたちのそれらに対する態度なのです。
神はわたしたちに、分かち合うために
物を与えてくださいます。
取っておくために、与えてくださるのではありません。
わたしたちが、分かち合うことを身に着ければつけるほど、
互いにもっとわかりあうようになり、
愛し合うようになります。
そして、もし、わたしたちが互いに愛し合うようになれば、
わたしたちが持っている喜びこそ、
分かち合うことができようになるでしょう。
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・・・この子の生命のエネルギーと共鳴して、私に届いたメッセージ。
きちんと受け取り、そして、分かち合います。
今回愛のメッセージをくれた
勇敢なキムンカムイの女神に心よりの感謝を。
そして、
この女神の子どもが、アイヌの神の奇跡に抱かれ、
冬を超えて、立派なキムンカムイに育つことを祈ります。
ありがとう。