今は創造の時。と、よく言われますが、

実際のところ、分かるような、分からないような、

そんな感じだと思います。

 

ここで、一つのフレームを

参考にお伝えしたいと思います。

といっても、これまた、綺麗な現実創造の方法が

別な形をとって現れているだけなのですが。

 

2年前に参加した、

ある国際フォーラムのパネルディスカッションの

話題で出てきたものです。

 

物事が現実化するときに現われる経過は

 

    アート(スピリチュアル)

       インスピレーションや哲学の領域

 

              下矢印

         サイエンス(科学)

          インスピレーションが正しいかどうか、

          検証する領域。

                 下矢印

        テクノロジー(技術)

    サイエンスの領域で実証された自然のしくみを活用して、

    ヒト社会にモノを生みだし、ヒトの人生を豊かにする。

 

自分のインスピレーションで「こうなんじゃないか」と思ったことに対して、

本やセミナーなどの情報が集まり、参加し、その直観は正しいとわかると同時に

プラスアルファの情報を得てインスピレーションが深化し(サイエンス領域)

そして、実際にそれを自分の生活に活用する(テクノロジー領域)

 

逆の動きもあります。

 

     テクノロジー(技術)

      現実社会において、違和感を感じる技術がある。

 

              下矢印

         サイエンス(科学)

          技術の何が違和感を起こしているのか、

          自然のメカニズムを通じて検証する

                 下矢印

        アート(スピリチュアル)

 

    サイエンスの領域で実証された自然のしくみを活用して、

    ヒト社会にすでに生み出されたモノを更に良いモノにする、

    ヒトの人生を豊かにするための発想が生まれる。

 

この2つの流れが組み合わされ、現実が生まれます。

 

スピリチュアル(アート)から発し、

スピリチュアル(アート)に回帰する。

 

そんな視点から考えると、創造の時、というのは、

意識の視座を思いっきり大きく、広く、高めることが一番必要。

引き寄せの法則から考えても、

人類レベルで貢献するという意識の視座を持つことは

そのレベルで貢献するための何かを引き寄せてきます。

 

そして、

スピリチュアルな何かに関わっている人は

特に「視座を高くする」ことが必要とされます。

 

上の循環図をヒトの社会に置き換えてみましょう。

スピリチュアル/アートを中心に役割を持つ人、

サイエンスの領域を中心に役割を持つ人

テクノロジーを中心に役割を持つ人、

と考えてみると、どうでしょう。

 

もちろんそれぞれスピリチュアルな側面やサイエンスな側面、

テクノロジーにつなげる能力は持っていますが、

得意分野、となると個人の個性・「強み」が出てきます。

この3つの役割を持つ人がそれぞれの特性を組み合わせることで、

一つのブループリントが現実化できる、としたなら、

 

スピリチュアル/アートを中心に役割を持つ人の役割は、

ひとりひとりの本来の自分を思い出してもらい、

ひとりひとりの中にある

インスピレーションのスイッチを入れること。

そして、自ら持つブループリントを思い出してもらい、

ヒトの次元に描き出す力を引き出すこと。

 

です。

 

今、あちらこちらでアートのイベントが行われ

また、スピリチュアルブームも起こっていますね。

 

創造の時、ヒトは自分の持っているブループリントを起動させ、

自分が地球に生まれてきた魂の役割を果たし、

ヒト社会に新しい世界を産み出したいと動き始めているのです。

 

ただ一緒にいて、話をしているだけで、

いろんなインスピレーションが生まれ、

勝手にいろんなものが自分の中から生まれ、

新しい世界が生まれてしまう。

 

それが、アートの力であり、

それを促すのが、スピリチュアリストの得意とするところです。

 

それは無意識領域に強く働きかけるもので、

インスピレーションに影響を与えるものだけに、

自分の意識の広さ・深さ、引出しの多さ、

そして、ニュートラルさ(クリーンさ)が、

勝負ともいえます。

 

もちろん、物質次元における、

一人ひとりのライトワークのステージ、役割は、

共鳴の法則によって、矩を超えることはできません。

それが個性、というものであり、役割でもあります。

ですが、意識の次元においては、

どこに意識を向けようと制限はありません。

 

人類レベルの視座を持つことが、

人類レベルの魂のミッションを思い出させ、

そのレベルに達するために必要なプロセスを開始します。

それが宇宙と地球、人類の調和を目指すレベルであれば、

そのレベルの魂のミッションを思い出させ、

プロセスを開始します。

 

準備ができ、内なる声に導かれて行動し始めた人から、

そのプロセスが始まり、

宇宙の流れはそれをサポートします。

 

私が小学生の頃、シンプルに、「神様の役に立ちたい」と願ったことが、

英語を学ぶこと、世界史にハマること、国際法を学ぶことを引き起こし、

現在は英語で情報を読むことは全く苦がないので、

人類の規模での様々なポジティブ情報が勝手に集まり、

人類が向かう方向をイメージし、

逆算して、自分が生きるフィールドのライトワークに

その情報を落とし、活用することができるようになった、そのごとく。

 

先ほども書きましたが、

それぞれの魂が持つブループリントをつなぎ合わせると、

一つの大きなブループリントになります。

もちろんそれには個人レベルから

宇宙と地球の調和レベルのクオリティがすべて含まれており、

関わるひとりひとりのエネルギーレベルによって

フィールドが創造されますが、

大切なのは、そのエネルギーが

自主的に持つ「大きく、広く、高い視座」、

そして、

自らエゴが生み出す幻想を見破り、対処する能力です。

 

それぞれのピースを持ちより、人類、あるいは

宇宙・地球・人類の調和レベルの

最高に美しいブループリントを

スピリチュアル(アート)のレベルで産み出す。

 

それが、スピリチュアルという世界を中心に

社会的な役割として生きている人間の

最終的なゴールなのだと思っています。

 

要するに、

ヒト社会のドラマの渦中を抜け、

ヒト社会と宇宙の流れの最初の架け橋になること、ですね。

 

そんな目覚めの場を

すでに、高校生対象には提供しています。

というか、私と一緒に時間を過ごす毎週のレッスンが

彼らにとっては目覚めの場なのですが(笑)

大学入試前の進路選択の時期には、

「White Space」(白の空間)と呼ばれるレッスンが

自然発生しやすくなります。

一般向けには

以前1年ほど試験実施を行い、

プログラムの検証作業が終了しています。

私のミッションの一つであれば、やっぱりいつか復活するさ。

と思っていたら、

どうやら、このプログラムを受ける準備が整った方が集まり次第、

再開に向けて動き始める気配。

とりあえず宇宙に任せ、のんきに時を待っているところです。

 

さて、そんな私が毎年、チェックしている

Innovative City Forumという国際フォーラムがあります。

今年も昨日、終わったところですね。

人類社会で今、起きていること、考えられていること、

向かおうとしている先を俯瞰するには

とてもクオリティの高いフォーラムだと思っています。

セッションの全てがYou Tubeに上がっていますので、

視座を上げたい方は是非。

 

スピリチュアリストの人に見てもらいたい動画を

1つだけあげておきます。

 

★パネルディスカッション - デザインの再定義「デザインは自然に帰る」  

(2015 ICF )

https://youtu.be/zqeYu3Qpolo?list=PLQl-BPZhcsy-4eDflLwXBkInGEKILbmsl