そう、NICUって結構薄暗いんです。
奥の半分は保育器が並んでいます。
36週に満たずに産まれた赤ちゃんたちは、お母さんのお腹の中を再現する空間にいます。
テレビでは、割と明るく描写されるNICU。薄暗い上に、保育器には更にバスタオルがかけられています。
室中は「ピコピコ…」って電子音だけで、とても静か。
うちの子は、賑やかな環境にいる胎児だったので、私のCDを預けて唄を流してもらっていました。
次男くんが出生後まるまる1ヶ月お世話になった、NICU。
彼の生家です。
体重なら、すっかり平均越えの彼ですが。
〜産まれた時は1892g〜
9ヶ月早産の未熟児。
鼻から酸素が与えられ、栄養用の管から母乳を入れてもらっていました。
保育器の中は高濃度酸素で満たしてもらい、裸にマイクロおむつ。市販されていない特殊なとても小さなおむつを、それでも大きいので折りあげて使います。
綿棒にも母乳を染み込ませて、チュッチュっと吸う練習をしたり…
たらこ唇な上に口が大きいので、綿棒は特注でした。看護師さんが特別にSUZUKENさんから取り寄せてくれていました。感謝。
これが結構 過酷なんです。
ママだけ先に退院して、やるせない気持ちの中我が家に帰ります。
「一緒に帰りたい…」って思いつつ、ワガママ言えないさぁね。
点滴や心電図で、たくさんの管がついた手のひらにすっぽり埋まっちゃう小さな小さな我が子を、NICUのみなさんは24時間、片時も離れずにケアしてくれているんですから。
早く産んでしまった自分を責めながら、長男が待つ家へ急ぎます。
育児の傍ら、決まった時間に母乳を絞って、専用フリーザーパックに入れて冷凍。
眠っていてもアラームをかけて、起きて乳搾り。
また翌日、それを差し入れます。
「お母さん〜大丈夫ですよ〜、赤ちゃん頑張っていますよ〜!」
って言ってくれるけど、とっても不安でした。
不安はあったけど、保育園をやめてのひとりっ子生活に、先生も賛成してくれました。
ひとりっ子生活になって、2週間。
笑顔が優しくなってきた次男くんです。



