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つなぐカンパニー 自分とつながる、仲間とつながる、好きな仕事とつながる人の応援コーチ

パートナーシップ専門コーチ兼ラジオパーソナリティのしらとえいこです。笑顔溢れる人や組織のために、コーチングや家族向けセッション、ビジネススキルアップ講座を開催中。本当に心地よいコミュニケーションはどんなことを、お届けする活動を湘南の海の側で続けています!

今日は良い秋晴れですね~。

 

少し時間にゆとりがあるので、

 

コウノドリ第四話の感想を備忘もかねてアップしておきたいなと思っています。

 

ドラマ好きな癖に、シリーズ1からぜんぜん見ていなかったんです。

 

なぜかというと・・・。

 

私にとって「出産」は見るのが、ちょっと辛いテーマだったからです。

 

私は二人子供がいますが、二人とも帝王切開で出産しました。

 

一人目の出産のとき、破水後、50時間以上の陣痛を経ているにもかかわらず、娘は何故か逆回転を始めてしまい、

お産が上手く進まず・・・・

 

 

結果、私の体温が急上昇したため、緊急帝王切開となりました。

 

 

50時間以上もね、陣痛やってますとね~、結構辛くて。

 

 

朦朧とする意識の中で、「赤ちゃんが一番安全に生まれてくるようにしてください!」って叫んだのを覚えてます。

 

 

何よりも、娘の命が大事でした。

 

 

まあ、麻酔をしたら、娘の頭は産道から出てたんですけどね。。。「遅いよっ滝汗!!!」て、思いましたけど。

 

 

娘のマイペースさは産まれつきだなと、心底思います。

 

 

産まれた直後は、嬉しくて、ただ嬉しかったけど・・・退院後じわじわと、後悔が襲ってきました。

 

 

「あー、私はちゃんと娘を産んであげられなかったんだ」と結構泣きました。

たぶん、ホルモンのせいだけど。

 

 

ちょっと上の世代からの、

「帝王切開になっちゃったんだって?大変じゃない!」という一言に傷ついたり。

 

 

ママ同士の何気ないお産ストーリーの語り部的な場では、

いつも目立たないようにしてみたり。※しばらくはお産の話が共通の話題だからね。

 

 

プレ・ママ祝いの時の誰かの、

「ちゃんと歩かないと、帝王切開になっちゃうから嫌だよね~」って悪気のない一言に軽く落ち込んでました。

 

立ち会えなかった夫にも申し訳ない気持ちで。。。。

 

私だって、ちゃんと産んだはずなのに、「自然分娩最高」的な話を聞くたびに、自分達が劣っている気がしていました。

 

 

しばらくは・・・ね2017/8

 

日々、子育てしてますとね、多くの人は帝王切開だろうが、自然分娩だろうが、「お産」なんて一瞬の出来事・良い思い出だったって思って過ぎて行くんじゃないかなと思います。

 

 

なぜなら、産むよりも、はるかに育てる方が大変だから!!!

 

 

だから、二人目を産むとき、自然分娩をしたかったかというと、私達夫婦の場合はありませんでした。

 

 

当然、私達もトーラックのことは知っていました。

 

 

少しだけ、出来たらいいなとも思いましたが、

迷いなく、子供と今回は「私」の安全ウシシも考えました。

 

だから、コウノドリの予告を観たときも、

「こんなテーマでやって、帝王切開がダメ的な話にしないで欲しいな」って、ちょっと気を抜いて、テンション低めで見ていたんですけどね。

 

 

でも。。。

 

 

 

最後にサクラ先生(綾野剛)が、

「大事なのは、どう産んだかじゃなくて、どんな思いで産んだかです」って言ったとき、

私、号泣しました。

 

 

23時終了のドラマに、24時まで号泣。

 

 

コウノドリの皆さん、今までごめんなさい。感動しました。

 

 

そうなのです。

 

 

大事なのは、どんな思いで産んだか、迎えたかだと思うんです。

 

 

 

人間の体は不思議です。

 

どんなに健康でも、いきなり大病になったり、

子供のころからめっちゃ病弱なのに、すごい長生きだったり、

ミステリーばっかりなんですよ。

 

 

お産の神秘なんて、その最たるものだと思うんです。

 

 

何時間歩こうが、玄米食べようが、葉酸かじろうが、お産が赤ちゃんとお母さんの命に係わる行為であることに変わりはなく、

何かが起きたら、私たちは、その時のベターを選択するしかない気がします。

 

 

いつだって、医療は、命を助けるための挑戦だと思うし、その叡智なんだと思うから。

 

 

命の問題が関わるとき、そこに自然分娩や帝王切開を比べる余地はないと思うんです。

 

 

もちろん、選択を間違えることも、やり直したいこともあるかもしれないです。

 

 

でも、起きてしまったことは、起きてしまったことだから。

 

 

 

引き受けて、未来を見るしかないと思うんですよね。

 

 

大事なのは、産むことだけじゃなくて、これから育んでいくことだから。

 

 

そもそも、産むっていうより、赤ちゃんたちが自力で生まれてくるからね。

 

 

産道通ってないと、腸内フローラがとか、根性のある子に育たないとか色々聞きますが、それってただの傾向であって、

法則じゃないはず。絶対じゃないんだよ。

 

 

帝王切開のベビーは、いきなり、取り出されて、「ハイ、臍から、肺に呼吸切り替えて!泣いて」って・・・

どんな対応力だって話です。

すごくないですか??

 

 

そもそも、帝王ですよ。

 

カイザーですよ!!!!

 

産まれてくるときまで、色んな人の手を借りるって、なんだか魂レベルが高い気がするぐらいです。

うちの子を見てるとね笑。(親ばかですみません)

 

 

腸内フローラが足りなければ、食事で補ってあげたらいい。

 

 

根性がないなら、一緒に色々頑張ればいい。

 

 

足りないものは、補えるどんな時でも。

 

 

パパもママも、絶対ちゃんと育てるから。

 

 

だからね、帝王切開も自然分娩も、お産は全部素晴らしいって、みんなが思えるといいなと心底思います。

 

 

もちろん、自然な形で生まれることに価値を感じる方がいらっしゃるのは尊重します。

 

 

でも、何かに過度に拘ることは、そうじゃない人を否定することにもなるということは忘れないでいたいなって思います。

 

 

世界はいつも、小さな対立があるけれど、せめて命の誕生だけは、「なんでもいいじゃーん」になるといいなと改めて思いました。

 

 

そして何より、お母さんが、納得しているお産であることが、きっと子供たちにとっても、嬉しいことだと思うから。

 


とはいえ帝王切開は、

産みたての頃は、おなかの傷をみて、嫌な気持ちなることもあるだろうし、

傷が痒くて痒くて、情けなくなることもあるかもしれません。

 

台風が来るとピリッとすることがあるかもしれないし、子供にからかわれて、嫌な気持ちになることもあるかもしれません。

 

 

でも、絶対に時間が解決してくれます。

 

そんなことが気にならないくらい子供たちと、楽しくて楽しくて仕方ない経験をするはず。

 

 

もし、帝王切開で嫌だなって思うママがいたら、少しでも気持ちが楽になるといいな。

 

まぁ、ドラマになるってことは多少いらっしゃるんだろうなって思うけど、是非、コウノドリ第四話をご覧ください!

今ならTBSオンデマンド&民放公式サイトTVerで見れます笑。

http://www.tbs.co.jp/muryou-douga/kounodori---s2---/004.html

 

 

画像がなかったんで、観てないシーズン1です笑。観ようかな。