「名もなき英雄たち」 には
「感動した」
とのご感想を頂戴いたしましたが、英語が中心でしたので
今日は日本語の解説を少しつけさせていただきたいと思います。
上の米ABCテレビのリポーターは
「これがもしアメリカであれば、現場にいっている人々が、どんな経歴でどういう家族を持っているかなどの情報が開示されますが、日本ではそれはあえて行われていません。」
と語っています。
そしてそんな人々のことを英米などの海外では、
「名もなき英雄たち」
と呼んでいます。
このあたりは文化の違いで、アメリカ人にしてみればこういう人たちのことをすぐに英雄と呼ぶのですが、日本の場合は、そういう言い方はあまりしませんね。
9・11事件のときも倒壊直前のビルに飛び込んでいった消防隊員も
「ヒーロー(英雄)」
と呼んでいたことが思いだされます。
ニュースの中では、日本語のこんなコメントも紹介されています。
この文字を読んでいるだけで胸が痛みます。
家族がその一員だったらどんな気持ちでしょうか?
一部では 「自分たちが安全だと言っていた原発に対して、その責任をとるのは当たり前だ」
といった声も聞かれますが‥‥。
ご家族の方からのコメントで
「原発があったから私たちの生活に電気があったことを忘れないでください」
とも紹介されています。
このあたりについては色々なご意見があるとは思いますが、
少なくとも現場に従事されていらっしゃるご家族の叫びは悲痛で、私たちの心をえぐります。
また、そこに行く人たちは
「覚悟を決めてください」
と言われ、彼らは食べる物もほとんどなく、まるで死刑判決を受けた被告のような気持ちでいる、とも紹介されています。
先日は英国からのメッセージ
と 世界からのメッセージ
もお届けいたしましたが、人々の祈りが届いて、どうかご無事に任務を遂行されてほしいものです。
昨日の記事をご覧になっていない方は こちら
からどうぞ、
私にとっては意外なことだったのですが、これらのニュースはあまり日本では話題になっていないとのコメントやメッセージを何通も頂戴いたしましたので、少しでも多くの方に知っていただけますように、今日からまた下記のランキングのバナーをつけました。
よろしければ下記の3つのバナークリック、またはブログでこの事実をお書きいただけましたら、現場の方、そしてご家族への励ましになるかもしれません。
一日も早い日本の復興をお祈りしております。
―― Check !―――――――
日本赤十字社東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)義援金はこちらから