持ち手のトップの部分には、ヒルデスハイム・ローズのようなバラが深く刻み込まれており、エレガントな様相を呈しています。
ローズの部分をアップで。もちろんすべて手彫りによる仕上げです。
こちらはドイツのアンティコ(ANTIKO)社製になり、1900年代前半に作られました。
英国では、スターリング・シルバーと呼ばれるものは銀の純度が92.5%と決まっています。それよりも多くても少なくてもいけないという規定があります。
スターリング・シルバーは純銀とされているのですが、100%純銀製ではありません。銀はやわらかい金属ですので、100%の純度では実用に向かないため、銅を少し混ぜることによって硬度を高めます。
本日ご紹介しております、スプーンの持ち手の裏側にはANTIKO800と刻印されておりますが、これはシルバーが80%含まれているという証になりますので、限りなくスターリング・シルバー(純銀)に近いと言っていいと思いますし、事実、スターリング・シルバーとして取り扱われていることが多いですね。
こちらのお品で純銀度90%以上になりますと1本あたり1万円程度で取引されているようですので、今回 英国アンティークス でご紹介しております、こちらのローズスプーンセットはお買得といえると思います。
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![]() シルバーのローズスプーン
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