顎骨壊死検討委員会ポジションペーパー2023

改訂がありました。


骨粗鬆症治療治療で

ビスホスホネート製剤やプラリア投与中の

歯科治療について


従来は休薬が必要でしたが、

原則として抜歯時に骨吸収薬を

休薬しないことを提案する

となりましたよ!




※ビスホスホネート製剤

(ボナロン、ボンビバ、ラクラスト、アクトネル、アレンドロン、フォサマック、ベネットなど)


ビスホスホネート製剤長期投与例においても、抜歯時の休薬の利益が示されていません。


また、プラリアなどの低容量デノスマブは中止すると椎骨骨折が増加する可能性が示されているため、中止しないことが望ましいです。


侵襲的な歯科治療は、可能な限り骨粗鬆症治療前に終えておくことが望ましいのは変わりません。


骨転移治療で

ランマークを使用中の場合は

抜歯以外の治療法を検討する必要がありますが、

明らかな感染源が存在する場合には

抜歯を前向きに検討します。

歯科インプラントは行うべきではないです。