大イチョウから海岸沿いに車で1時間位のところに真言宗の円覚寺があります。
津軽の古刹で前から行ってみたいと思っていたのですが、今年恐山で私と同年代位の
八戸から来たお客さんが、深浦の円覚寺に行ってとても感動したという話をしたので
寄ってみることにしました。途中、名所の千畳敷海岸や、夕日海岸大橋を通り、もう
30分位待てば海に沈む夕日を写真に収められるけど、先を急ぐのでカメラを取り出す
余裕もなく通り過ぎました。帰りにはもう真っ暗でした。



 百聞は一見に如かず、、というかお寺は山の方にあるものと思っていたら海のすぐ
そばにあり目の前は港でした。深浦は風待ち港と言って昔から北前船や弁財船が多く
行き交い栄えた港と聞いたことがあります。

 味わいのある立派な山門です。
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 本堂と宝篋印塔です。印塔の石と石段の石は船で瀬戸内海から運んできたものだ
そうです(行きは材木や鮑、昆布などを積んで帰りには船の重しとして石を積んだ)

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 寺宝案内板です。重要文化財や県重宝等が多くあり、案内付きで拝観させて頂き
ましたが本当に素晴らしいものばかりです。大切に整理されていて博物館の様です。
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 御朱印の記帳と案内をして頂いた住職様のお孫さんの海浦誠観さんです。
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 御朱印も丁寧で珍しい字体かと思います。説明付きです。
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  いろんな貴重な資料があって、記事にまとめるのは難しいです。
 来年の3月半ばに「お宝何でも鑑定団」の撮影があり、テレビで紹介されるそうで
すのでお寺の縁起等そちらを楽しみに是非観ていただきたいと思います。

 帰りに絵馬だと思って買ってきたのは散華だったのです。現住職様が手書きで本尊
の十一面観音像を描いたもので壁の高いところに貼るようにとありましたので十方空
の押し花の隣に留めました。今年7月の三十三年目の本尊御開帳記念の散華です。

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 私の耳が正しければ、現住職の二代前の和尚様が手書きの曼陀羅図を何枚も描いていて、最後のは4メートル四方もある大きな絵図で彩色も細やかな素晴らしいもので
すが2年がかりの完成まじかで亡くなられたそうです。その四十九日の朝にその和尚様の夢を見た息子の和尚様がその朝から肖像を描いたという絵があって、とても感慨深く拝見しました。

 ほかにも、感銘を受けたものが多くあって、日清日露戦争の武運長久を祈るための
毛髪で刺繍した釈迦涅槃図や、お経で描いた五輪塔は一字一拝で30万字も書かれていて何年もかかったものとか。髷額、船絵馬など、、。そして次の本尊御開帳はあと
三十三年後ということで、生きていられたら自分の足で行くことは無理でも映像など
では見れるかも知れません。はーぁ...気が遠くなりますね。

 
 次回は大イチョウのライトアップです。