英検一級のリスニングテストを一度整理してみましょう。

 

試験時間は約38分です。

 

リスニングテストの場合、筆記試験と違って、時間配分を気にする必要はありません。流れてくる音声に合わせて解いていきます。

 

注意点は、聞き逃した時に後を引かないこと!。聞き逃したらもうどうしようもありません。分からなかった時もどうしようもありません。適当にマークはして、心を次の問題に切り替える事。いつまでもだらだらと前の問題を引きづっていてはいけません。気持ちは次の問題に向けましょう。

 

問題は以下の構成になっています。
[Part1] 会話問題 10問 (設問もリスニング)
[Part2] 長めの会話文 10問 (設問もリスニング)
[Part3] 状況に基づいてリスニング 5問 (設問は書面にあり)
[Part4] インタビュー 2問 (設問もリスニング)  
リスニングは時間管理は不要ですが、設問もリスニングするのかどうかは気にしておきましょう。
[PART3]だけ設問も問題用紙に書いてるので、先読み対応が可能です。

[Part1] 会話問題 10問 (設問もリスニング)

ここから始まるリスニングテスト。

[Part1]は設問までリスクニングですから、設問はさらっと読み流す程度で良いです。正解でもない選択肢を丁寧に読み込んでしまうと、時間が足りなくなるから。長めの選択肢だけは目を通す感じだけ。

問題文のリスニングはもちろん、設問もちゃんと聞かないと、選択肢を選べません。

会話のAさんが暗に意味する事と、Bさんが意味することでは、選ぶ選択肢が全く変わってくることもあるので、設問もしっかり聞ききるまで、選択肢に気が行ってしまわない事が、意外に大事です。

 

不正解の選択肢はどんどん消して、正解に当たったら、残りの選択肢はサラリと読み飛ばして良いです。正解は、明らかに正解です。それが見えたら、後の選択肢は飛ばして良いです。

正解の選択肢が見えてこない程度にしか聞き取れなかったとしたら、その問題はダメだったと諦めて、適当にマークしましょう。

[Part2] 長めの会話文 10問 (設問もリスニング)

[Part2]も設問もリスニングです。[Part1]と同じく、事前に選択肢を読むことに気をそがれない事。長めの選択肢だけ目を通す位で良いです。

設問のリスニングまでしっかり終えてから、選択肢の吟味に入る事。

 

不正解の選択肢はどんどん消して、正解に当たったら、残りの選択肢はサラリと読み飛ばして良いです。正解は、明らかに正解です。それが見えたら、後の選択肢は飛ばして良いです。

正解の選択肢が見えてこない程度にしか聞き取れなかったとしたら、その問題はダメだったと諦めて、適当にマークしましょう。

 

 

[Part3] 状況に基づいてリスニング 5問 (設問は書面にあり)

[Part3]からは問題冊子に状況説明があります。これをしっかり読んでおくことが大事。

移動に関する問題であれば、この人は今どこに居て、どこに、何時までに行きたいのか?

商品の選択に関する問題であれば、どういう基準に合う商品を探しているのか?

 

そのあたりを、アンダーラインもしっかり引いて、頭に叩き込みます。

 

設問を読んでおく事。何に答えるのかを頭に入れた上で、リスニングに入れるようにしましょう。

 

 

[Part4] インタビュー 2問 (設問もリスニング)

最後は、インタビューです。設問もリスニングで来るので、選択肢を読み込むことに、必要以上に意識が行ってはいけません。

設問をリスニングした段階で、選択肢を一気に読んで、不正解の選択肢はどんどん消して、正解に当たったら、残りの選択肢はサラリと読むんだけで、マークしましょう。

 

 

 

リスニングテストは、時間管理が不要な分、問題冊子のどこの部分を事前に読み込んでおくのがよいのか、考えながら少しでも事前準備しましょう。

 

くれぐれも、前の問題を引っ張らない事。気にしていたら次の問題のリスニングが頭に入ってきません。