幼い頃、『裸の大将放浪記』というドラマが大好きでした。
芦屋雁之助さんが演じる山下清という画家が放浪をしながら絵を描くというお話なのですが、
今から思うと私の創作の対する原点のようなものがそのドラマに詰まっていたように感じます。
山下清は実在する人物で『日本のゴッホ』と呼ばれた人です。
画家ですが、絵筆を持って書くのではなくちぎり紙細工という手法で制作する方でした。
私は大胆な作品を作るのも好きですが、ちまちました作業も同じくらい好きです。
このちまちま作業が好きになったのは山下清の影響かもしれません。
行く先々でおにぎりをもらいながら絵を描きながら旅をする。
そんな気楽な生活に憧れたりもしますが、3歳の子持ちの私がそんなことが出来るわけもありませんね。
今ある日々の生活を楽しもうと思います。