自殺に関するニュースが後を絶ちません。
日本での若者の死因は“自殺”が1位だそうです。
猫は死期を悟るとそっと家からいなくなるとよく言われています。
しかし、実はそうではないという話も聞いたことがあります。
猫は自分の体調に異変を感じると静養する為に家を抜け出して、より落ち着ける場所を探すのだそうです。
もしそれが本当だとすると、死に場所を求めていなくなるという迷信のようなものが全く別の話になります。
いなくなって帰ってこなかった猫は、生きる為に静養しようと家を抜け出して、そのまま力つきてしまっただけなのです。
死に場所を求めて彷徨う猫などいない。
彼らは最後まで生に執着している。
最後のその瞬間まで生に執着するのが生物の本能であり宿命ならば、人間もそうあるべきだと思います。
そもそも、何かに絶望し心を病んで自殺する生物は人間しかいない。
だから人間も決して死んではいけないと思います。というよりは〝自殺する〟という選択肢を人間は完全に排除するべきだと思います。
最低でも最悪でもいい。
生きている意味や価値が全く無くても良い。
本当に辛い時は何も考えない。ただ生きる。
病気や事故で死ぬまでは生きて息をする。それだけで自分の人生は良いと考えることにする。
人間も猫や犬やネズミやカエルや蝉や蚊やミジンコと同じです。彼らは問答無用で生を受けたら死ぬまで生きるのです。
大袈裟に言うと人間は幸せであるべきだと考えるから苦しむのかもしれません。
人生が必ずしも幸せである必要はない。そう考えると随分と楽になるのではないでしょうか?
生きたくても生きれない人もいる中でこのことだけは絶対に守っていこうと思う今日この頃です。