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おもてなしの基礎英語 10月度


キーフレーズ[楽しみにしていると伝える]

We're looking forward to it.:楽しみにしています。


📝 冒頭の会話より

A :  I'll be your teacher today.

B : We're looking forward to it.


 

ドラマの会話:陶芸の講師に挨拶する、飛鳥とピーター。

 

Teacher : My name is Makino. I'll be your teacher today.

➡: 私の名前はマキノです。今日は私があなた方を教えます。

 

Asuka : We're looking forward to it.

➡:すごく楽しみです。

 

Teacher : Me, too. What would you like to make?

➡:私もです。何を作りたいんですか?

 

Peter : Something like this would be perfect for a nice, cold beer. Don't you think?

➡:こういうのだったら冷たいビールに最高だろうな。そう思わんか?

 

Asuka : Definitely.

➡:確かに。

 

Peter : I'll need a drink to celebrate when this is all over.

➡:あることが終わったら祝杯をあげたいんだ。

 

Asuka : This? What do you mean?

➡:あること?どういう意味です?

 

Peter : I'm in the middle of something. A disagreement.

➡:まあ、ちょっとしたことに巻き込まれてね。揉め事だな。

 

Asuka : A disagreement?

➡:揉め事?

 

Teacher : Have you ever use a pottery wheel?

➡:ろくろを使ったことはありますか?

 

Asuka : No never.

➡:いえ、一度も。

 

Peter : This is my first time, too, but it just wheel, right? This should be a walking in the park

➡:私も初めての経験だが、ただの回転台だろう?こんなの簡単だ。

 

Peter : Hey, hey, hey.

➡:おい、おい、おい。

 

Asuka : King? What are you doing?

➡:キング?何してるんですか?

 

Peter : Hey, What's going on here? No! Oh, no.

➡:一体何なんだ!ああ、だめだ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

🔻🔻 おもてなしの基礎英語 キーフレーズ解説 🔻🔻

We're looking forward to it.:楽しみにしています。

looking forward to 〜で「〜を楽しみにする」という表現です。forward は「前に」という意味なので[~に対して前を見るくらい楽しみだ]というニュアンスの表現です。

ドラマの中では、陶芸の講師が自己紹介をしたあとで飛鳥がこのフレーズを使っています。日本で言うならば「よろしくお願いします」と言うところですが、英語にはそれに当てはまるフレーズがありません。そこでこの looking forward to 〜で「〜を楽しみにする」を使って出会いをポジティブに受け止めていることを表明しています。

 

looking forward to 〜 の to は前置詞で、前置詞の後の動詞は ing系の形になります。

❌ We're looking forward to see you again.

⭕ We're looking forward to seeing you again.

また、looking forward to 〜 の to の後ろには名詞が来る場合もあります。

We're looking forward to the next time.:次回を楽しみしています。

We're looking forward to Christmas.:クリスマスを楽しみにしています。

現在進行形でなく、現在形を使って We're look forward to it. と言うと、少しはやる感情を抑えた表現になり、ビジネスシーンなどで使われます。

 

✅ おもてなしの基礎英語 色々な言い回し

I was looking forward to the day. : この日を心待ちにしていた。

I've been looking forward to seeing you in person.:実際に会えるのをずっと楽しみにしていました。

We're looking forward to New Year's Eve.:大晦日を楽しみにしています。

I'm looking forward to payday.:給料日が待ち遠しいです。

 

We're looking forward to the next time.:次回を楽しみしています。

We're looking forward to Christmas.:クリスマスを楽しみにしています。

 

🔊 発音のポイント 🎵

We're looking forward to it.:[forward ]「 フォワード」ではなく「フォールヮァドゥ 」のような感じで、最後の[to it]も「トゥィッ(ト)」とつなげて発音します・


 

🔷🔹 基礎英語フレーズ ポイントレッスン 🔹🔷

📘 POINT①

Something like this would be perfect for a nice, cold beer.:こういうのなら、冷たいビールに最高だろうな。

「何かこういうものがあれば、よく冷えたビールにぴったりあるだろな」という意味です。something like this「これみたいな何か」は目の前にある器を指しています。would be ~ は「~になる」と現実でない過程を表していてるので「こういうのがあったら~なんだけどまなぁ」というニュアンスで使っています。

 

📘 POINT②

I'm in the middle of something.:ちょっとしたことに巻き込まれている

「私は今、何かをしている最中だ」ということです。in the middle of something は《 空間的にも、時間的にも「~の真ん中で」という意味や「取り組み中で/取り込み中」という意味で使われます。》 なので「(取り込み中で)手が離せない」「真っ最中」という意味としても使われています。something の個所を変えて具体的に伝えることもできます。

I'm in the middle of studying for a test.:テスト勉強の真っ最中。

I'm in the middle of a meeting.私は今会議中です。

 


 

🔷🔹 おもてなしの基礎英語フレーズ備忘録 🔹🔷

 

I'll be ~:私は~になる

 

celebrate:祝う

 

when this is all over:これが終わったら

all over は「全体/一面にわたって」とか「〜の至る所に」という意味でbe all over の型で「完全に終わった」というニュアンスで使うことができます。

 

disagreement:不一致/不和/揉め事

 

Have you ever ~:今まで~をしたことがありますか?

 

pottery wheel:ろくろ

 

No never:いいえ、ないです/一度もないです

 

walking in the park:朝飯前/楽勝/たやすいこと

そのままの訳にすれば「公園を歩くように簡単なことだ」ということです。つまり「誰でもできる」というニュアンスのイディオムとして使われます。
 ⏩ a piece of cake:簡単/たやすい

 

 

おもてなしの基礎英語

井上逸兵(慶應義塾大学教授)

進行:ハリー杉山

生徒:中川翔子