すでに大切な人達や撮影のお客さま向けには発表しておりますが、
5月下旬に15年間の結婚生活を終え
別々の道を歩む決断をしました。
出会ってからすぐに一緒に暮らし始め
1年後に結婚したので、16年間苦楽を共にし、
夫婦で撮影を通して日本中の笑顔を撮影し続けてきました。
音楽関係で長年お世話になっている皆様にも夫婦で可愛がっていただき、
撮影関係、ビジネス関係のご縁の皆様にも
本当によくしていただきました。
本当にどうもありがとうございました。
何者でもない僕の夢を信じてくれて、
ついてきてくれて、
僕の夢を応援することが私の夢と
いつも献身的に支えてくれました。
撮影業がどんどん右肩上がりで発展していって、
いよいよ配信デビューする為のレコーディングに進めるってタイミングで
この絵本をプレゼントしてもらいました。
撮影のこと、音楽のこと、日々のストレスや不安など、キャパ的に一杯一杯で、
当時は『可愛い絵本をありがとう』
ぐらいにしか感じられなかったのが
正直なところでした。
でも離婚の話が出た後に
この絵本を読み返して、
涙腺が崩壊しました。
僕達の全てが詰まっていた絵本でした。
そんなことに気づけなかった当時は、
非常に未熟だったんだと思うし、
足りないものを埋めようと必死すぎたんだと思います。足りなくなんかなくて
すでに全てあったんだと気がついた時にはもう遅くて、
この絵本を１ページめくるだけで
今でも涙が止まらなくなります。
そしてそれと同じくらいか
それ以上に僕には見せない涙があったんじゃないかなと今は感じます。
ごめんね、ありがとう。
2人で夜中まで一緒に写真の処理をしながら、
全国の子供達の成長についていつも話してる時間が本当に愛おしく、
すでに懐かしくて寂しく思います。
でもずっと僕の夢を応援し続けてくれた彼女が、日本を飛び回る中で大好きな土地を見つけ、
昨日東京の実家から単身で移住をしました。
実家への引越しからちょうど1ヶ月での移住。流れがまさにトントン拍子で、
導かれたんだなって実感しました。
今は心から応援し、これからも付かず離れずの距離で
最大限サポートしていきたいと思います。
夫婦での最後の撮影で、
僕の撮影初期からのお客様で
初めて撮影した時、まだ赤ちゃんでハイハイしていた子が女子高校生となり
制服で撮影に来てくれて、最後の僕達夫婦の写真を僕のカメラで撮ってくれました。
ここまでの道のりを象徴している写真となり、宝物となりました。
書き残しておきたいことは
本当に本当に山ほどあるけれど、
いつか作品として昇華出来るように
泣きながらでも
歩き続けていきたいと思います。
長年お世話になっている音楽関係、写真関係、ビジネス関係の皆様、
引き続き僕達の事を応援していただけますと嬉しいです。
人生は一度きり。
ここからさらに命の炎を燃やしていけるよう歩いていきます。