これも Kindle読み放題からです。翻訳本、作者は キャスリーン・フリン
私、Shoppaholicのシリーズも好きなのですが、一人称の小説って割と好きなのかもしれない。それとディテールがリアルなもの。この「ダメ女」もShoppaholicもですが、食べ物だの、小物、洋服、化粧品、レストランなどなどが細かく出てくるんですね。「ダメ女」は、料理のレシピも付いてます(笑
今の日本の純文学の好きじゃないところは、ものすごく観念的というか、こういう生活のディテールが細かくない作品が多いことです。
反対にこの本や、「涙のデザート」(ダイエットする主婦の話、扶桑社)とか「ジェマイマ・J」とか、海外の女性向け小説(とか書くとフェミに叱られるけど)の翻訳ものって大好き。翻訳を読んでから原作も読みますけど。
聖書の話紹介するって前回書いていたのですが こっち書きたくなったんです、すみません。
さて、この「ダメ女」に出てくる女性たち、一人称は、主人公でコルドンブルーで1年間料理を学んだ人(キャスリーン・フリン。その人)キャスリーンが、スーパーである一人の主婦を尾行しちゃうところから始まります。
実にアメリカらしい買い物の仕方というか、「料理のやり方がわからない」「何をどうしたらいいのかわからない」「どういう味付けが正解なのかわからない」たくさんの女性が「諦めて」いるものを教える料理教室が始まります。
包丁の選び方、持ち方から様々な調味料のテイスティング(さすがにアメリカ、多種多様なものが手に入ります)、パンを焼いたり、パスタソースを作ったり、「こんなに簡単に短時間でできるものを、これまでは高いお金を払って不健康な添加物のいっぱい入った「インスタント」「冷食」「TVディナー」「ジャンクフード」を買っていたなんて!と目覚めて行く。その中で自分の人生について、生活についても見直しちゃったりする。
ところどころレシピが挟まっていて お腹が空きます。
作りたくなっちゃいますよ。
この本の名言の一つに
「誰ができないなんて言ったの」
というのがある。料理の失敗なんか取るに足りないこと、たかだか1回の食事、
また明日作ればいい、何から何まで手作りしなければダメなんて嘘っぱち。